パンパカパーン!!! 発表します。本日ITmedia オルタナティブ・ブログは、6周年を迎えました! ワー!ワー!ワーーーーッ!
6月13日、「オルタナティブ・ブログ」の6周年を受けて、鈴木麻紀氏「事務局だより」からロックでクール!オルタナブログ6周年で「お題」が出された――「オルタナブログとの思い出、個人的な思い出、数字の『6』についてのあれこれ。6なだけでに、ロック(ロックンロール、もしくは、手塚漫画のロック少年、もしくは氷をぶちこんで飲む楽しい飲み物)なお話など、あれやこれやを書いてください」と。
それでは、本稿執筆時までに書かれたエントリーを一挙に紹介したい。個性あふれるエントリーの数々で、なかなか興味深い。
本当は、個々のエントリーすべてにコメントしたいところだが、ここでは筆者が気になったものを取り上げる。
まず、吉政忠志氏のオルタナ6周年おめでとうございます!の中の「実は最近、オルタナはいつまで続くのだろうか。と思うこともあります」という一文にギョッとした。確かに、「ITの歴史をみると、単一のメーカーによるサービスは20年も続かないことが多い」ので、「オルタナティブ・ブログ」が今のままの形で残るのかどうかは不透明かもしれない。
横田真俊氏のオルタナブログ6周年なので、6年前のインターネットと現在のインターネットを比べてみる。でも書かれたように、6年間で大きな変動がある。もちろん、この6年の間にオルタナティブ・ブログ自体も進化し続けているので、「おるたなばんちょーが、編集長になろうが、おばあちゃんになろうが、ぜひ続けてほしい」という吉政氏の思いが実現する可能性は高い。
何より、大木豊成氏の6年経って、ブログは廃れていないのがすごいにあるように、「たしかブログという言葉が日本に登場して8年くらい。その中で、6年間続いているのは素直にすごいな」というのは実感する。当時、さまざまなブログサービスや、ブログを活用したメディアがスタートしたが、すでに消滅したり、形を大きく変えたものも少なくない。「そんな中で、オルタナティブ・ブログって成長し続けている」のだ。これはひとえに、柳下剛利氏のもう1年経ったんですね (6周年おめでとう!!)で指摘された「継続すること (やめないこと) の重要性」ではないだろうか。中には、さまざまな理由から、休眠中だったり、卒業したりするブロガーもいるが、オルタナティブ・ブログというプラットフォームが健在であれば、復活することだって可能だ。
ここで筆者の6年前を振り返ってみると、ITmediaでブログ関連のニュース記事や、月一の「Blog界」や単発コラムの執筆をしていた時期だ。ブログサービスのスタートや、ブログツールのアップデートなどが、ニュースとしての価値を持っていたのだ。いまはブログよりもTwitter、Facebookなどへと潮流は流れているが、この先の6年でどうなっていくのか、正直予想もつかない。しかし同時に、それが楽しみでもある。
なお、「オルタナブログ通信」は2007年3月スタートなので、まだ4年余りである。これからもオルタナブログの魅力を読者へ伝えていきたい。
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