オルタナブロガー大予想！ 2012年の3大ニュース：オルタナブログ通信（1/3 ページ）

約260人のブロガーが日々、ITにまつわる時事情報などを発信しているビジネス・ブログメディア「ITmedia オルタナティブ・ブログ」。今回は、その中から「2012年」「3大ニュース」「Facebook」などを紹介しよう。

[森川拓男，ITmedia]

2012年をどのような年にするか

　2012年は、課題の克服への歩みを皆で始める年としたいですね。

　課題の克服へ歩み始める2012年：永井孝尚のMM21

　松の内、成人の日が過ぎると、正月気分も抜けて日常モードへと切り替わってくる。さて2012年には、いったいどのようなことが待ち受けているのか。前回も、高橋誠氏などのエントリーを紹介したが、今回は射場本健彦氏「全球的な目線で」が1月1日に投稿した平成24年／2012年政治・外交・主要イベント日程表：あけましておめでとうございます！を見ていきたい。「共同通信など通信社・JETRO・展示会関係各社etc...」から射場本氏が取りまとめたものだ。オルタナブロガー的には、最後の「未定」に分類された中にある、「東京の地下鉄トンネル内での携帯電話通信が可能になる」「米Apple iPhone5発売」「Windows 8発売」……といったところが注目だろうか。

　2012年をどのような年にしていこうという抱負を書いているブロガーも多い。筆者が気になったのは、永井孝尚氏「永井孝尚のMM21」の課題の克服へ歩み始める2012年で書かれた、「2011年は、課題を認識した年ではなかったかと思います。2012年は、課題の克服への歩みを皆で始める年としたいですね。」ということ。前提として、「一度課題を全員で共有し皆で目指すべき方向感が『空気』として共有されると、抜群の実行力を見せるのが日本」だとある。今年はその「空気」が間違った方向に流れないようにしたいものである。

　これは片岡麻実氏「片岡麻実の人生サバイバル」の[新年のご挨拶と雑感] 2012年は戦後復興のような一年になるのかもしれませんで指摘された「2012年は戦後復興のような一年かもしれない」という言葉にも通じるものがある。東日本大震災からまだ1年たっていないのだ。片岡氏は「つらい感情とハイテンションぎみに頑張らなくちゃという感情がカオスのよう」になったというが、「うれしい・楽しい・悲しい・怒りなどの感情を味いながら今を生きたい」と表明している。宮沢純一氏「無事今日も終了です」も新年のご挨拶　2012年で、「『本年は、昨年以上に大変な年となる。』そんな気持ちで望むつもり」であると書いている。筆者も同感である。

　吉沢康弘氏「YLOGオルタナティブ」の「あの時代は熱かった」と語られることを目指して：2012年　日本へ5つの提言では、「本当に熱気に満ちており、みんなが熱中し白熱し、楽しい時代だった」と、後々2012年が「羨ましがってもらえるような時代の幕開けになって欲しい」と述べ、5つの提言をしている。参考にしてほしい。

ブロガーも年末年始休暇中

　今回の「オルタナブログ通信」は、2011年12月29日〜2012年1月4日にかけて「オルタナティブ・ブログ」へ投稿されたエントリーの中から、「2012年」「3大ニュース」「Facebook」といったテーマについて紹介する。オルタナティブ・ブログを読む際の参考にしてほしい。

　それでは投稿状況グラフを見ていただこう。

12月29日〜1月4日を最新としたオルタナティブ・ブログのステータス

　今回は年末年始のお休みに当たるためか、ブログの投稿を休んだブロガーが目立ったようだ。これは、キーワードランキングからも見えてくる。

順位	キーワード（カテゴリー）	エントリー数	先週順位
1	社会	54	↑（2）
2	ビジネス	34	↓（1）
3	雑感	32	→（3）
4	本・書評・出版	27	↑（7）
5	番長と遊ぼう・オルタナトーク	16	↑（45）
6	ストリーミング・動画	14	→（6）
7	グローバル	12	↓（3）
8	飲食	11	↑（11）
9	モバイル	10	↑（12）
10	イベント	9	↓（5）
	Twitter・ワントピ	9	↓（8）

　「ビジネス」の話題が目減りし、「社会」が大きく数を伸ばして逆転した。また、後述するお題に答える形で「番長と遊ぼう・オルタナトーク」も久しぶりにランクインした。休暇中に読書に勤しんだブロガーが多く、「本・書評・出版」も上がってきている。ベスト10圏外には、同率12位に「文化・芸術」「ブログ」、同率14位には「子育て・教育」「写真」「音楽」「ソーシャルメディア」「スポーツ」「テクノロジー」「テレビ・地デジ」が並ぶ結果となった。

　それでは、オルタナブロガーが12月29日〜1月4日に、どのような話題を取り上げて来たのか、振り返ってみたい。