コスト削減と顧客満足度の向上という2つの課題に直面する企業のコンタクトセンター。課題解決の鍵は先進的なSIPソリューションの活用だ。SIPソリューションを導入して大きな効果を上げている企業の事例を紹介する。
コンタクトセンターは現在、2つの課題に直面している。1つは運用コストの削減、もう1つはカスタマーサービスとしての付加価値の向上だ。企業はコンタクトセンターを効率的に運用しながら、同時に顧客満足度を向上させる必要があるのだ。そのために注目されているのがソフトウェアベースのSIPソリューション。高額なハードウェアを用意することなく、柔軟で信頼性の高いコンタクトセンターを構築できる。
ポルトガルの大手メディアプロバイダーであるZONはこのソフトウェアベースのSIPソリューションを活用してコンタクトセンターを構築した。クラウドや仮想化技術を使うことで運用コストを抑えながら、インバウンドコール、アウトバウンド、SMS、電子メール、FAXなど複数のチャネルを使ったコミュニケーションが可能になった。同社は現在では8拠点に2000人の担当者を置き、毎日5万件のインバウンドコールと電子メールに対応、コストは10%削減できた。このホワイトペーパーでは、同社が利用しているソリューションの技術的な内容や導入効果を詳しく説明する。
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