ロシアのハッキング集団「Fxmsp」が、米国の大手ウイルス対策企業3社からソースコードなどの情報を盗み出したと主張し、30万ドルで売り出している。
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米セキュリティ企業のAdvanced Intelligenceは5月9日、ロシアのハッキング集団「Fxmsp」が、米国の大手ウイルス対策企業3社から盗んだとする情報を売りに出していると伝えた。
Fxmspはロシア語と英語を操るハッキング集団だ。4月24日に大手ウイルス対策企業3社の社内ネットワークに対するアクセスを確立したと宣言した。3社からウイルス対策ソフトウェアのソースコード、AIやプラグインに関する情報を盗み出したと主張し、それらを30万ドルで売り出している。
被害に遭ったとされるウイルス対策企業の社名は公表されていない。しかしFxmspは社名の特定につながる情報を提供し、被害企業のネットワークから盗んだ30TBの情報が保存されていると称するフォルダのスクリーンショットも公開している。
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