2019年に盛り上がる「データ分析トレンド」トップ10とは?――ガートナー

これらの10のトレンドが市場にもたらすデジタルディスラプション(破壊)は、膨大なデータやデータ環境の複雑化をもたらすと同時に、「新たな機会を創出する」という。

» 2019年05月31日 12時15分 公開
[ITmedia]

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 ガートナー ジャパン(以下、ガートナー)は2019年5月30日、2022〜2024年の間に重大なディスラプション(破壊)をもたらす恐れのある、「2019年のデータ/アナリティクステクノロジートレンド」のトップ10を発表した。同社によれば、デジタルディスラプションは、膨大なデータやデータ環境の複雑化をもたらすと同時に、「新たな機会を創出する」という。

 同社のアナリストでシニアプリンシパルを務める一志達也氏は、同レポートに「データとアナリティクスには、多くの期待と注目が集まっている。一方、多くの企業では人材が不足し、自社でどのようにそうした技術を活用すれば良いかといった基本的な部分で足踏みしている。

 技術の進化はスキル不足を補い、データとアナリティクスの活用を容易にする。それらを使いこなし、自社のビジネス成果につなげられるよう、人材の確保と組織力の向上に努める必要がある」と記している。

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 ここでは、ガートナーが今回発表したトレンドのうち、トップ3を紹介する。同社は、「トレンドが自社や市場全体にもたらすインパクトを精査し、必要なものを最適なタイミングで取り入れていかなければ、競争優位性を失い、取り残される恐れがある」として、変化するトレンドへの理解を深め、ビジネス価値に基づいて優先順位を付けることが重要だと説明する。

トレンド1:拡張アナリティクス(Augmented Analytics)

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