平野社長は2019年9月1日付で同社の特別顧問に就任。米国に拠点を移し、本社Microsoftで新役職に就く。
日本マイクロソフトは2019年7月3日、同社の平野拓也 代表取締役社長が同年8月31日付で現職から退任すると発表した。同社は後任についてまだ明らかにしていない。
平野社長は2005年に日本マイクロソフトに入社し、企業向けサービスの執行役や常務を歴任。Microsoftの欧州拠点を数年間統括したのちに日本マイクロソフトに帰任し、2015年7月から同社の代表取締役社長を務めていた。
同氏の就任期間、日本マイクロソフトは、企業向けクラウド「Microsoft Azure」やコラボレーションツール「Microsoft Teams」、拡張現実(MR)や教育向けソリューションの普及を進めた。また、女子高生AI「りんな」や全社を挙げた週休3日制の実施といった取り組みでも注目を集めた。
同氏は2019年9月1日付で、日本マイクロソフトの特別顧問に就任する。拠点を米国に移し、MicrosoftでOne Microsoft Partner Groupのバイスプレジデント グローバル システム インテグレーター ビジネス担当に就任する予定だという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.