IntelのCPUに「NetCAT」の脆弱性、重要情報流出の恐れ

発見者は「ネットワークベースのキャッシュサイドチャネル攻撃が、現実の脅威であることが示された」と解説している。

» 2019年09月12日 09時33分 公開
[鈴木聖子ITmedia]

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 Intelは2019年9月10日のセキュリティ情報で、同社のCPUに新たなサイドチャネル攻撃の脆弱(ぜいじゃく)性を発見したと発表した。

NetCAT NetCATの脆弱性を伝えるIntel(出典:Intel)

 サイドチャネル攻撃とは、CPUに実装された処理性能を向上させる仕組みに関する弱点を突いて情報を流出させるもの。同攻撃に対する脆弱性は、2018年1月に発覚した「Spectre」「Meltdown」以降、報告が相次いでいる。

キーボード入力情報が流出する可能性

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