「Smart Data Platform」のストレージ機能「Wasabiオブジェクトストレージ」の提供を開始 NTT Com

NTTコミュニケーションズは「Enterprise Cloud Wasabiオブジェクトストレージ」の提供を開始する。「Smart Data Platform」のストレージ機能と位置付け、同社によれば「利用料金は業界最安値水準、データ書き込み、および読み出し速度はAmazon S3よりも高い」という。

» 2019年10月01日 09時48分 公開
[ITmedia]

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 NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は2019年9月30日、米国でオブジェクトストレージサービスを手掛けるWasabi Technologiesとの協業を発表した。同年10月1日に、データをオブジェクト単位で扱うストレージアーキテクチャ「Enterprise Cloud Wasabiオブジェクトストレージ(以下、Wasabiストレージ)」の提供を開始する。

サービスイメージ Wasabiストレージのサービスイメージ(出典:NTT Com)

 NTT Comは「膨大なデータを保有している企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)実現に向けてデータを利活用するには、データを安全に保管できる大容量ストレージサービスが必要不可欠」としている。同社はWasabiストレージを、同社の提供するDX支援プラットフォーム「Smart Data Platform」のストレージ機能と位置付ける。WasabiストレージをSmart Data Platformのインターコネクトやデータ分析人工知能(AI)などと組み合わせれば、データを安全に活用できるという。

データ転送機能を無償提供し、Amazon S3に対抗

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