米国からの“脅威”扱いがきっかけ カスペルスキー氏が「透明性」確保に挑んだ3年間を語る(2/2 ページ)

» 2020年12月04日 11時00分 公開
[高橋睦美ITmedia]
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安全性を確保する取り組み メインの「5つの柱」とは

 続けてアブドゥラシトフ氏がGTIの進捗状況について説明した。同氏によれば、GTIは、もはやブラックボックスではないという「透明性」、信頼性を確認する「検証」、いつでもベンダーやテクノロジー、データ処理の在り方についての情報にユーザーがアクセスできるようにする「説明責任」という3つの要素で構成される。「3つの要素を通じて、利用者や法規制担当者らに安心を提供していきたい」と、同氏は話す。

 一方、GTIの具体的な取り組みは、5つの柱で構成されている。

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