米国最大手スーパーの新事業は小規模レストランのボトルネックを解消するか？：Restaurant Dive

米国最大手のスーパーマーケットチェーンのKrogerは、小規模な独立系レストラン経営者向けにセット価格と柔軟な配送オプションを備えた配達サービスを提供する。

[Jeff Wells，Restaurant Dive]

　米国最大手のスーパーマーケットチェーンのKrogerは2022年4月5日、ダラス広域の店舗に翌日配達するレストランサプライ事業「Kroger Restaurant Supply」を開始したと発表した（注1）。

　Kroger Restaurant Supplyは「競争力のある卸売価格」で、ケースまたはユニット単位でレストランに週7日配達するサービスを提供する。食料品店が法人顧客にEコマースサービスを提供する傾向が強まる中で、この新しいサプライ事業が開始された。

Krogerの新事業は小規模レストランのサプライチェーンを救うのか？

　Krogerは、この新事業部門を小規模な独立系レストラン経営者向けのサプライヤーと位置付け、多くのフードサービス企業が要求する最低発注量や計画供給スケジュールを満たすことが難しいレストランに対し、セット価格と頻繁な配送オプションを提供する。