spss datamining day 2003 レポート
企業にとってブランドの重要性は高まっており、第1歩は顧客の声に耳を傾けること。そこでデータマイニングに注目が集まる。SPSSは、電子メールをはじめとした膨大な顧客の声すなわちテキストデータを数値データと合わせて分析し、次の戦略につなげるデータマイニングツールを提供する。同社の「SPSS Data Mining Day」をレポートする。
■ C O N T E N T S

テキストマイニングで見えてくるブランド戦略の方向性

[2003.5.30 UP] SPSS Data Mining Day 2003のセッションの1つとして、日経BPコンサルティングが行った「ブランドジャパン2003調査」の結果と、そこから分かったブランドの特徴について紹介するセッションが行われた。商品やサービスが均質化する中では、ブランドで差別化していくしかないという。(怒賀新也)


SPSSのヌーナンCEO、「人間データの徹底分析が新たなビジネスチャンスを生む」 epn40.jpg

[2003.5.28 UP] 「SPSS Data Mining Day 2003」のオープニングスピーチを、米SPSSのジャック・ヌーナンCEOが務めた。テーマは「Data Minig -the Key to Predictive Analysys」。人間に関するデータに特化したSPSSのデータマイニングへの考え方が紹介された。(怒賀新也)


Clementineを中核としたSPSSのマイニングソリューションが支える「強いブランド」 epn21.jpg

[2003.5.27 UP] SPSS Japanが開催した「SPSS Data Mining Day 2003」カンファレンス4番目のセッションに、同社プロフェッショナルサービスグループ Chief Statisticianである荒和志氏が登場。SPSSのデータマイニングツール「Clementine」を中核とした「強いブランドを支えるSPSSのマイニングソリューション」について紹介した。(山下竜大)


Case Study:Clementineによる顧客プロファイリングでビジネスを拡大するTSUTAYA epn20.jpg

[2003.5.26 UP] SPSS Data Mining Day 2003で、カルチュア・コンビニエンス・クラブ TSUTAYA総合研究所 所長である宮崇氏が、SPSSのClementineを利用して構築した「TSUTAYAの顧客プロファイリング」について紹介した。(山下竜大)


東京大学の片平教授、「強いブランドはデータ分析でつくる」 epn01.gif

[2003.5.25 UP] SPSSが行った「SPSS Data Mining Day 2003」のキーノートで、東京大学の片平秀貴教授が講演し、消費者から寄せられる声をデータマイニングによって分析し、マーケティング戦略に生かすことで、ブランド価値の向上を実現できることが紹介された。(怒賀新也)