UMLが身近になった−JBuilder+Togetherで変わるJava開発

 昨今、開発プロジェクトを成功させる要素のひとつとして、設計プロセスが注目され、モデリング言語「UML」の入門書は開発者にとっても気になる存在である。設計の良し悪しがアプリケーションの質に大きく関わることは、誰もが認める事実であり、プロジェクトが進行していく中で設計の問題が露見し、苦労した経験を持つ開発者も多いことだろう。

 しかし、現実には、モデリング言語「UML」を教科書どおりに学び、それを駆使して設計を完成させてから実装を開始するといった理想的なプロジェクトは、そう多くはない。UMLが有効であるとは認めつつ、現実的な使い方を見つけられていないというのが、開発者の本音ではないだろうか。

 認識しておかなければならないのは、UMLはそれ自体が目的ではないということだ。開発者の道具のひとつとして、その有効性をもっと活用してもよいのではないだろうか。そのためには、手軽に道具を手に取れる環境が必要である。

 ボーランドは、Java開発ツール「JBuilder X Developer」、それと完全に連動するモデリングツール「Together Edition for JBuilder X Developer」によってこれを可能にしている。開発の主体はあくまでもソースコードにおきながら、必要であれば1クリックでクラス図を表示し、図を使って設計変更ができるなど、まさに開発者が活用できるUMLが実現する。

Java開発者への提案「手軽な道具として使うUML」

スピードが求められるWebアプリケーション開発。設計段階の確立こそがプロジェクト成功へとつながる、と言われる昨今、具体的にはどうすればよいのかと悩む人が多いはずだ。ボーランドが現場重視な観点からの回答を示してくれた。 [詳細記事]


レビュー

UMLの付加価値で開発効率を高めた「JBuilder X Developer/Together Edition for JBuilder X」

開発者がUMLを道具として使える開発アプリケーション。それを実現するTogether Edition for JBuilder Xは、Webアプリケーション開発に強いられるスピード開発のために、新たなUMLを道具として使うというアプローチを取り入れた。


レビュー

WebアプリからEJB開発まで対応する「Borland JBuilder X」

Javaアプリケーション統合開発の核となるボーランドのJBuilder。
最新版では、StrutsやJBossとの連携を深め開発者を支援する機能が
多数搭載された。


ボーランドのJava開発ソリューションで始めるALM開発のすすめ

第3回 JBuilderで体験するアプリケーション開発の流れ

Webアプリケーション作成ソフトとして知られるBorland JBuilder。特集の最終回では、このソフトを使い実際の操作を追っていく。どのような開発形態で進めるのかを実感できるはずだ。


ボーランドのJava開発ソリューションで始めるALM開発のすすめ

第2回 JBuilder、Optimizeit、Together、Enterprise Serverで開発統合環境を体験する

アプリケーション開発環境構築こそが、全体の流れを把握する早道だ。今回は、ソフトのインストールを通して統合環境の構築を行い、個々のつながりを理解していこう。


ボーランドのJava開発ソリューションで始めるALM開発のすすめ

第1回 Webアプリケーション開発における諸問題とその解決策

昨今のWebアプリケーションの開発に求められるもの、それは機敏(ALM)にユーザーからの要望を反映できることだ。ボーランドのALMソリューションは、開発統合環境がこの問題を支援してくれる。


Interview

Enterprise Studio 7で統合完了を果たしたボーランド

IDEのパイオニアとし、ボーランドは開発環境統合をリードし続ける。
BorCon Tokyoでの基調講演に合わせ来日された同社、パオリーニ氏にインタビューを行った。


Interview

JBuilder XでStruts、JBossを味方につけたボーランド、Enterprise Studio 7で統合完了へ

Javaプラットフォームで新版JBuilder X 日本語版を出荷するボーランド。米BorlandでJBuilderプロダクトマネージャを勤めるアクセル・クラテル氏に、同社の開発統合についてを聞く。


Java開発は揺るぎない基盤を手に入れた、2004年は.NETが本腰へ

Javaを中心とするWebアプリケーション開発環境は、「個々のテクノロジーを問う段階からプロダクトベースへと変化した」とボーランド、代表取締役社長の小手川清氏。複雑化するアプリケーション開発環境において、要件定義や開発工程のフィードバック体制などは、ますます重視されていく。


ボーランド、Java開発環境の収録CDを先着1万名に無償提供

ボーランドは、「JBuilder X Foundation plus UML Trial CD」送付サービスの受け付け開始を発表した。


Borland Conference 2003-2004 Tokyo Report

基調講演:Borland Conference 2003-2004 Tokyoが開幕

2月25日、東京都内のホテルでBorland Conference 2003-2004 Tokyoが開幕した。
.NETに対応したDelphi 8など、ボーランドの製品や技術が一同に会する3日間のイベントとなる。


UML統合で新たなアプローチを見い出したJBuilder X

「いよいよUMLが身近に」と題しJBuilder Xに追加されたリアルタイムシンクロのUML作成機能。新製品によりソースコード作成主体でもUML参照を行う、という新たなアプローチが確立された。


ボーランドとCTC、包括的なビジネスパートナー契約を締結

ボーランドとCTCは、包括的なビジネスパートナー契約を締結し、CTCがJavaアプリケーション開発支援ツール群を販売する。


ボーランド、.NET普及促進をするDelphi 8日本語版を2月19日に発売

WinFXへ通じるソフト開発インフラを手に入れたい。Windowsに関わるソフトウェアベンダーが、開発者のスキルと天秤にかけて悩む問題の1つだ。その解決策の1つ、今すぐに可能な互換性を備える新版RAD「Borland Delphi 8日本語版」が発売される。