StorageTek FORUM 2004 Report

米StorageTekの年次カンファレンス「FORUM 2004」が米国時間10月12日、テキサス州サンアントニオで開幕した。データマネ管理の複雑化、政府からの規制――と企業の情報管理に関わる環境は大きな変化にさらされている。StorageTekはその答えを示そうとしている。
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「環境の変化がILMの重要度を高めている」とStorageTekのマーティンCEO

情報を効率的な管理を実現しようとストレージ業界の動きが盛んだ。データマネジメントの複雑化、政府からの規制と、企業は多くの対応を迫られているからだ。ストレージを知り尽くすStorageTekのマーティンCEOに聞いた。


「SL8500」に続くStorageTekのモジュラー型テープライブラリ

米StorageTekの年次カンファレンス「FORUM 2004」の会場では、昨年発表した超大型のテープライブラリ「SL8500」のミッドレンジ製品「SL500」が展示されていた。


テープから攻めるILMの強みを語るStrageTekの臼井氏

情報ライフサイクル管理をテープに比重を置いて提供するStorageTek。臼井マーケットリサーチ担当ディレクターは、最大のライバルにEMCを挙げ、「ディスクのみに頼るEMCのアプローチは十分でない」とけん制する。


StorageTek、オープンシステム向けにも仮想テープ装置

米StorageTekは米国時間10月12日、オープンシステム向けの仮想テープシステム「Virtual Storage Manager Open」を発表した。


新ブランド「FlexLine」でディスク製品を大幅再編、StorageTek

米StorageTekは米国時間10月12日、「FORUM 2004」の会場でディスクストレージシステムの新ブランド「FlexLine」シリーズを発表した。新名称の下に、ディスク製品を整理し直した形となっている。


StorageTek FORUM 2004開幕、カスタマーファーストとイノベーションが支えた35年

米StorageTekの年次カンファレンス「FORUM 2004」が米国時間10月12日、テキサス州サンアントニオで開幕した。35周年を迎えた同社のマーティンCEOは、「カスタマーファーストを追求し、イノベーションを継続して提供してきた結果だ」と胸を張ってみせた。


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StorageTek FORUM 2003 Report

山火事が迫る米カリフォルニア州・サンディエゴで、Storage Technologyの年次カンファレンス「FORUM 2003」が開幕した。同社はここで、新型テープライブラリをはじめ数多くの新製品を披露する計画だ。


StorageTek FORUM 2002 Report

2002年10月22日、コロラド州デンバーはそれまでの好天が嘘のように氷点下にまで冷え込み、初雪を迎えた。あたかも、昨今の不況とIT投資の抑制にあえぐ業界を象徴しているかのような天候だ。だが、ストレージ業界で30余年の経験を持つ米ストレージ・テクノロジーは、そんなことにはびくともしないようだ。デンバー・テクノロジー・センターを会場に、10月22日から24日にかけて開催される、ストレージ技術にフォーカスしたカンファレンス「FORUM 2002」より、同社および業界の動向をレポートする。


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日本ストレージ・テクノロジー

70年代に現在の仮想化技術のさきがけとなる半導体ディスクを開発したことをはじめ「世界初」の冠を持つ技術を数多く提供してきた。現在では、ディスクストレージで苦戦を強いられているものの、テープ装置では50%程の圧倒的シェアを持つなど、技術力への評判の高さは変わらない。現在、ワールドワイドで提供している総ストレージ容量は、100ペタバイトにも及んでいるという。