考察!まん延する凶悪スパムの対応策――メール文化に「危急存亡の秋」到来か スパムに代表される迷惑メールの被害が深刻な社会問題となっている。迷惑メールの数だけでも、すでに全世界で流通する電子メールの7〜8割に達すると見られ、企業活動ばかりか、メール文化そのものの存亡さえも揺るがしかねない脅威となりつつある。本格的なスパム対策は急を要している。一体、効果的な手段は存在するのか。はたまた、どうすれば効率的に対応できるのか。最近の状況を追いながら、その解決策を探る。新着記事第9回 「迷惑メール追放!」に向けた有効な取り組みとは日本における迷惑メールの最近の状況とは。その対策は講じるにあたって、企業が取るべき行動とは――専門家の見解を聞いた。 (2007/3/28) 第8回 日本列島を襲うスパムの実態とは昨今、爆発的に増え続け、世界的に社会問題化している迷惑メール。対策ツールも多種多様にわたってそろいつつあるが、その根絶は難しいまま。それはなぜなのか。また、こと日本に限っては、どんな特徴があるのか。専門家の意見を聞いた。 (2007/3/26) 第7回 内部統制を見据えたスパム対策法を考える迷惑メール対策ツールとして、SaaS型のサービスが注目を集めているからといって、アプライアンスが見捨てられたわけではない。 (2007/3/23) 第6回 アウトソースでプロに任せる対策法数多くある迷惑メール対策ツールの中で、機能をサービスとして利用するSaaS型のサービスがすでに登場し、注目を集めている。 (2007/3/19) 第5回 メール文化存続に危機!? 対策に待ったなし!JEAGの取り組みで迷惑メール対策は進みつつある。ただ、スパムも進化している。その「せめぎ合い」に敗れると、電子メールは使えなくなるかもしれない――という。 (2007/3/15) 第4回 対策手段を講じる「強さ」にジレンマあり!?OP25Bによるスパム対策は完璧なわけではない。ユーザーにある程度の「不便さ」をもたらすことにもなる。それ故、迷惑メールを極力排除するか、ユーザーの利便性を優先するかという、ジレンマが存在する――。 (2007/3/12) 第3回 日本が進んでいる!?――意外と知られていない事実後手に回っているという、日本企業におけるスパム対策。だが、実は対策効果では他国に比べ秀でている部分もある――。 (2007/3/9) 第2回 IT部門に任せきりでは防げない!?スパムが増えているのは、スパマーにとって確実にもうかる仕組みが維持されているからだ。その対策は、欧米では進んでいるようだが、日本では後れている――。 (2007/3/5) 第1回 増えるのは確実にもうかる手段だからスパムと呼ばれる迷惑メールが世界的に急増し、深刻な社会問題と化している。それは、メール文化の存亡さえも揺るがしかねない危険性をはらんでいる。 (2007/3/1) 関連記事「免疫力」を高めてスパムメール半減、センドメールセンドメールによると、2006年後半からスパムの数は急増。その原因として、ボットの増加やフィルタの普及、そしてDHA攻撃が挙げられるという。 (2007/02/19) 「攻撃を検出!」そのとき通信事業者は――国内初の想定演習2月14日の重要インフラセキュリティセミナーでは、国内ではおそらく初の実施となった、通信インフラを狙ったサイバー攻撃に対する対応演習のあらましが披露された。 (2007/02/16) 一番最初に投資すべきアプリケーション「電子メール」の今後の姿は?「メール 2.0」の世界は夜明け前従業員1人ひとりにPCが配布される環境が整ったとき、まず最初に利用されたアプリケーションがWebと電子メールだ。Webについては「Web 2.0」の世界が到来したが、電子メールはいまだその段階にいたっていない。現在の、そしてこれからの電子メールシステムに求められる要素をガートナーのセキュリティ担当リサーチディレクター、石橋正彦氏に聞いた。 (2007/02/13) 16億通のスパム送信で韓国のプログラマー逮捕逮捕された2人は16億通のスパムを送信し、1万2000人の個人情報や銀行情報を入手して他者に売り渡したとされる。 (2007/01/31) 全電子メールの8割はスパム――Symantecの月例報告書全電子メールに占めるスパムの割合は12月までに80%に増加。スパム対策ツールをかいくぐる新手の手口も浮上している。 (2007/01/29) 電話スパムに対抗する技術をNECが開発NECは、IP電話による「音声のスパム」からユーザーを守る技術を世界に先駆けて開発した。 (2007/01/26) 暴風被害便乗スパム、次々形を変え感染拡大暴風被害便乗のスパムで急拡散したトロイの木馬が、rootkit機能の付加、ワームとの連動など次々と形を変えて感染を拡大させている。 (2007/01/24) 8進数や16進数で検出回避する新手のスパムスパム防止フィルタをかいくぐる狙いで、8進数や16進数を使ってリンク先URLを分かりにくくした新しい手口のスパムについてMcAfeeが報告した。 (2007/01/23) 悪質サイトホスティング元は依然米国がワースト1――Sophos報告書中国で開発されたマルウェアはオンラインゲームのパスワード盗難、ブラジルのマルウェアは銀行情報にターゲットを定めている傾向も判明 (2007/01/23) 配信停止と引き換えに現金を要求するスパム発見――McAfeeロシア語で「メールの配信を停止してほしければ1ドル払え」と要求するスパムメールが検出された。 (2007/01/20) 画像スパムが1年で急増、スパム全体の65%までに米McAfeeによると、「画像スパム」は確実に増加し続けており、2006年末にはスパム全体の65%を占めるまでに至った。 (2007/01/16) 殺人脅迫もスパムの時代に? 金や個人情報を要求プロの殺し屋があなたの命を狙っていると脅迫し、殺されたくなければ金を払えと脅すスパムメールが見つかった。 (2007/01/12) 2006年は「イヤー・オブ・ゾンビ」2006年にはゾンビマシンを利用したスパム送信が活発に行われた。画像スパムも大幅に増加し、1日に推定1200Tバイトもの帯域を消費している。 (2006/12/28) 「行く年来る年2006」ITmediaエンタープライズ版番外編:スパムメールにも押し寄せたWeb 2.0の波スパムメールは本当に邪魔な存在だ。ただ、その文面を見てみると大まかなトレンドを見て取ることができる。今年のスパムの流行は、ずばり「Web 2.0」だ。 (2006/12/28) 電子メールの93%はスパム――Postini統計過去1年でスパムの数は147%増加。画像を使ったスパムの増加に伴いサイズも激増している。 (2006/12/08) “話題のキーワード”は真実を語る?いざなぎ超え呼ばれる好景気の中、各企業が取り組むWebマーケティング。その中で注目されている1つが、ブログで語られるキーワードをリアルタイムに集計し、活用するという手法だ。 (2006/12/01) Special- PR -Special- PR - |