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08年の国内IT投資は増加 09年以降は鈍化傾向に:環境コンプライアンスに投資
環境コンプライアンスや内部統制、NGNへの対応を受け、2008年の国内IT投資は堅調に伸びるが、2009年以降は投資が鈍るとIDC Japanは予測する。
IT専門調査会社のIDC Japanは6月18日、国内におけるIT投資規模の予測と、産業分野別のIT投資動向を発表した。2008年のIT投資総額は12兆7032億円となり、前年より2.6%増えるという。
米国の景気減速や原油高、円高、原材料の高騰などを受け、国内の経済が減速傾向にある中、2008年の国内IT投資は堅調を維持すると同社は予測。コンプライアンスや内部統制対策を進める上で、業務プロセスやユーザー部門の課題が明確になり、解決に向けてIT投資をする企業が増えつつあることが要因という。
環境関連の社会的取りきめを守る「環境コンプライアンス」を狙ったIT投資も増える。省電力効果のあるサーバの仮想化やSaaS(サービスとしてのソフトウェア)の導入検討が進み、既存システムの入れ替えや新規システムの構築が進むという。NGN(次世代ネットワーク)サービスの導入をにらんだネットワーク回線の整備、セキュリティインフラの強化もIT投資を促す要因に挙がる。
産業分野別に見ると、2008年は、銀行、保険、プロセス製造、運輸/運輸サービス、通信/メディア、一般サービスなどの業種において、IT投資が好調になる見通しだ。
IDCは、2012年までの国内IT投資は年間1.7%の成長となり、2012年の国内IT市場規模は13兆4928億円になると予測する。2009年以降はハードウェアの低価格化や運用コストの見直しなどが進み、IT投資が鈍るという。
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