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企業間コラボレーションが製造業の新たな活路に:ソニーとホテルが連携(2/2 ページ)
米国発の不景気に円高が追い打ちをかけ、日本の製造業は軒並み赤字に転落した。日本代表といえるソニーも例外ではない。ソニーはホテルなどとの提携を進める。ITを軸に業種を超えて顧客に新たな付加価値を提供する考えだ。
一方で、ソニー・ミュージック・コミュニケーションズのスペースプロデュース部、山木敬史氏は「ソニーが持つ技術、コンテンツを生かしたい」という。今回のような他企業との協業を、ホテルに限らず住宅や商業施設などに広げていく予定だ。
羽田エクセルホテル東急は、今回の特別室は4月15日までの期間限定商品として提供する。1泊2日朝食付で、2人1室で1人1万2500円。
「製品が良いだけでは売れない」といわれるようになり、企業同士が手を組むケースが増えてきている。例えば、携帯電話では、プラダやサマンサタバサなどのファッション業界の企業と通信キャリアが連携して「コラボ携帯」を発売する動きが目立っている。「違うもの同士を組み合わせると面白いことが起きる」という法則が見えてきそうだ。
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