書店での利用も可能
「めがね虫」は液晶画面とカメラ機能を利用して、携帯電話がルーペになるアプリだ。拡大モードにライト機能も使用でき、暗い場所でも、細かい文字がはっきりと見える。名刺の電話番号やメールアドレス、手帳の中の路線図、カタログの細かい文字の確認など外出先でのちょっとした場面で役立つという。なお、画像保存機能はないので、書店の店頭でも利用できる。
三省堂書店では、中高年向けに、忘れたりあるいは失くしたりしがちの老眼鏡のかわりに、ふだん持ち歩く携帯電話がルーペになればとても便利ではないか、と考え今回のアプリ開発を始めたとのことだ。
2009年3月19日より一部の機種で先行発売を開始しており、3月26日より対応機種拡大している。利用機種はau向け携帯電話 カメラ機能搭載 BREWアプリVer3.0以上。なお対応可能機種については確認用のサイトで確認ができる。利用料金は月額53円(税込)。
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