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EMC、Xeon 5500プロセッサ搭載ストレージ「Virtual Matrix」発表:VMwareにも対応
EMCの仮想データセンター向け新ストレージシステムは、2ペタバイトの容量、1テラバイトのメモリを実現し、数十万台の仮想マシンをサポートする。
米EMCは4月14日、ハイエンドストレージSymmetrixシリーズの新製品「Virtual Matrix(V-Max)」を発表した。
V-Maxは「V-Max Engine」というビルディングブロックで構成される。V-Max EngineはIntelの新しい4コアプロセッサXeon5500番台を搭載し、フラッシュメモリは128Gバイトまで拡張できる。1台のシャーシに8台のV-Maxエンジンを設置でき、ファイバチャンネル、SATAドライブとともに構成することもできる。ホストとドライブはそれぞれ16まで拡張可能。
仮想データセンターを実現する新技術「Virtual Matrix Architecture」によりV-Maxを連結することで、最大2400台のドライブで2ペタバイトの容量と1テラバイトのグローバルメモリを実現し、数十万台のVMwareなどの仮想マシンをサポートできるという。
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