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Microsoft、Hyper-V Server 2008 R2のβ版リリース:ライブマイグレーションが可能に
要望の強かったライブマイグレーション機能およびホストクラスタリング機能が追加された。
米Microsoftは4月20日、無料のハイパーバイザー型仮想化サーバ製品「Hyper-V Server 2008 R2」のβ版をリリースした。同社のサイトからダウンロードできる。
Hyper-V Server 2008は同社の仮想化技術「Windows Server 2008 Hyper-V」の無料版。R2ではユーザーからの要望が強かったライブマイグレーション(稼働中の仮想マシンを停止させずに別のホストに移動する技術)機能およびホストクラスタリング(ホストサーバのクラスタ化)機能を追加し、16ノードまで拡張可能になった。
同様の機能はWindows Server 2008 Hyper-Vにも追加される。この製品版にはさらに、最大4つのWindows Server Enterprise Editionの仮想インスタンスと、Windows Server Datacenter Editionの無制限の仮想インスタンスが付属する。
Hyper-V Server 2008 R2の管理にはSystem Center Virtual Machine Manager 2008 R2が必要だ。こちらのβ版もサイトからダウンロードできる。
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