ニュース
AT&T、クラウドベースの企業向けストレージサービス発表:EMCのAtmos採用
AT&Tのクラウドストレージサービス「Synaptic Storage as a Service」は、将来的にはグローバルな需要に対応する計画だ。
米AT&Tは5月18日、企業向けのオンデマンド式ストレージサービス「AT&T Synaptic Storage as a Service」を発表した。ユーザーはPCやスマートフォンなどからAT&Tが運営するストレージにデータを保存したり取り出すことができる。
ユーザーはWebベースのポータルページでユーザーポリシーを設定できる。容量は必要に応じて拡大縮小され、料金は使用した容量に対して課される。
AT&Tは米EMCと提携し、同サービスの開発とマーケティングを共同で行う。EMCのクラウドアプライアンスパッケージ「Atmos」をプラットフォームとして採用した。
同社は今月一部の顧客にサービスを提供しており、第3四半期(7〜9月)に一般公開する見込み。現在はAT&Tの米国内のデータセンターで運営しているが、将来的にはグローバルな需要に対応するために米国外のデータセンターもサービスに加える計画だ。
関連記事
- EMC、クラウドストレージ「Atmos」を発表
- AT&T、グローバルなクラウドコンピューティング事業に参入
- Amazon、EC2にスケーリングや負荷分散の機能を追加
- クラウドは万能か――富士ソフトの苦悩と解
- 不況下でも強いデータセンタービジネスの今
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.