日本IBMは5月28日、ビデオ会議システムを構築するサービスの提供を開始した。
サービス名は「IBM コンバージド・コミュニケーション・サービス - ビデオ・コミュニケーションズ - デスクトップビデオ」。複数拠点間でビデオ会議ができる多地点接続装置、音声や動画の通信を管理するソフトウェア、3G携帯電話と接続するゲートウェイ、会議のスケジュールなどを管理するソフトウェアなどを提供し、システムの要件定義や設計、導入支援などを実施する。
分散した拠点間をネットワークで接続し、音声や映像で情報を共有できるようになる。会議や研修などに伴う出張費や移動時間を減らせる。自宅のPCや携帯電話からも接続でき、パンデミック発生時に在宅勤務をするといった使い方も実現する。
IBMの情報共有ソフトウェア「IBM Lotus Sametime」との連携も可能。映像や資料、アプリケーションの画面を共有しながら、Web会議やグループチャットができるようになる。
価格は、接続するビデオ会議数と会議に参加するユーザーの合計が24までの場合、1500万円から。システムの導入から構築までは2、3カ月を要する。
関連記事
- 秋田県下の8大学、H.264-SVCを利用した遠隔教育システムを構築
- 興亜硝子、拠点間でビデオ会議を実現 車の移動に伴う交通費を削減
- 北陸労働金庫、3県・55拠点を結ぶ遠隔会議を実現
- 愛知県立芸術大学、高校との遠隔授業をハイビジョン画質のシステムで実現
- Web会議システムの導入が拡大 テレビ会議よりも安価なSaaSを支持
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.