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損保ジャパン、自動車事故対応のコールセンターを新設へ
損害保険ジャパンは12月に自動車事故対応のコールセンターを新設する。保険金支払い専用のパッケージソフトを使い、事故が起こったときに提供するサービスを効率化する。
損害保険ジャパン(損保ジャパン)は6月11日、自動車事故に対応するコールセンターを12月に新設すると発表した。東京と大阪に計563ブースを設置する見通しで、業界最大規模の導入になるという。
新設するコールセンターの名称は「事故サポートデスク」。電話、FAX、インターネット経由で顧客や代理店からの事故報告を受け付け、提携業者に事故を報告することで、事故直後に発生するレッカー費用やタクシー費用などの諸費用を、利用者に負担させないようにする。
コールセンターのシステム構築には、アクセンチュアが提供する保険金支払い業務専用のパッケージソフト「The Accenture Claim Components Solution」を使った。事故の発生状況から、顧客に支払う保険金の種類を自動で案内できる。オペレーターと顧客の会話内容に応じてシステムの画面を自動更新する機能も搭載している。オペレーター業務の経験年月にかかわらず、最適な事故対応ができるという。
損保ジャパンは2011年7月までに、事故サポートデスクを900ブースに拡大する予定。全国で起きた自動車事故による保険金の支払いを行う体制を整える。
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