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エプソン販売、営業支援システムをSalesforce CRMで構築:SaaSで営業改革
エプソン販売は次世代情報基盤の1つとして、セールスフォース・ドットコム「Salesforce CRM」を活用した営業支援システムを構築し、2009年4月より、サービス提供を開始した。
営業活動の可視化
今回のシステム導入には、CSKシステムズが協力企業として参加した。エプソン販売は情報関連機器市場における競争力や営業力を向上のため、複数部門で重複することがあった営業活動の効率を高めたいというニーズがあった。今回の導入で、営業担当者同士が、営業案件、商品単位の見積情報を相互に共有することが可能となり、営業活動の最適化が実現したという。また営業活動の情報をモニタリングすることにより、これらの情報をKPIとして活用することが可能となり、営業活動の可視化を実現することができた。
通常のSFAシステム構築では、要件定義・設計・開発・テスト期間として6カ月〜1年程度かかるが、CSKシステムズは、複数部門にまたがる営業業務要件の整理・調整と全体最適化を実施し、約4カ月の短期間でサービス提供を実現した。
エプソン販売は9月より営業支援システムと基幹系見積システムとのリアルタイム連携を実現する予定だという。またエンドユーザーのさらなる定着を目指し、モバイル活用なども視野に入れているという。
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