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書店大手Barnes & Noble、全米店舗をAT&Tのホットスポットに:777店舗で無料Wi-Fi
電子書籍ストアを開設したBarnes & Nobleが、PCやスマートフォンなどからの電子書籍購買を促進する目的で店舗内ホットスポットをスタートした。
米書店大手のBarnes & Nobleは7月27日、米AT&Tとの提携により、全米の店舗で無料Wi-Fiサービスを提供すると発表した。同社の店舗は現在、全米50州に777店ある。
Barnes & Nobleの店舗では2005年からAT&TのWi-Fiサービスを提供していたが、これを完全無料・無制限のいわゆるホットスポットとして公開する。Wi-Fiに接続できる端末を持って店舗を訪れると、ショップ内カフェで使えるクーポンやお気に入りのジャンルの新刊情報などがオプトインで入手できる。
同社は20日に電子書籍ストア「Barnes & Noble eBookstore」を開設した。ホットスポットサービスのスタートはこの電子書籍ストアの利用促進が狙いとみられる。2010年にはAmazonのKindleに相当する電子書籍リーダーを販売する予定で、このリーダーはAT&Tの3Gネットワークに対応する。
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