米AT&Tは、iPhone 3Gおよび3GSのMMS(マルチメディアメッセージングサービス)機能に9月25日から対応することを明らかにした。iPhoneユーザーは同日ソフトウェアアップデートを行うことでMMSを利用できるようになる。
MMSは写真や音声、動画を添付したテキストのメッセージをキャリアのネットワークを利用して送受信する機能。Appleは6月にリリースした「iPhone OS 3.0」でiPhoneにMMS機能を搭載していたが、対応するかどうかの判断はキャリアの判断に任されていた。日本のソフトバンクモバイルは既に対応している。
AT&Tは、MMSによるトラフィックは膨大になると予想しており、ここ数カ月MMSに対応するためにシステムとネットワークの準備を進めてきたという。同社のモバイルネットワークの利用は過去2年間で年平均350%で伸びており、今後もこのペースが続くと予測している。この需要に対応するため、同社は引き続きネットワークの改良と拡大に努めるとしている。
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