日本通信は、パンデミックなど緊急事態での利用を目的とした企業向けモバイルデータ通信プラン「非常時通信用プラン」を9月16日から開始する。
同プランは加入から24カ月間に限定して、緊急時に使用した時間(分単位)に応じた通信料だけを支払うもの。通信料は1分当たり20円。25カ月目以降は月額350円(税別、1回線当たり)の基本使用料とユニバーサルサービス料が追加される。
別途、契約事務手数料2500円(同)とUSBスティック型データ通信端末の料金1万4760円(同、割賦購入も可)も必要。10回線以上の利用から受け付ける。また、ポートアクセス制限やIP接続先制限、閉域網接続などセキュリティ環境に応じたアクセス方法についても相談に応じるとしている。
同社ではNTTドコモのFOMA網を借り受けており、同プランでのサービスエリアはFOMA網に順ずる。新プランのほか、事前協議で料金を設定する「I・Care3G」や、分単位での課金だが利用時間が500時間までの「b-mobile 3G・アワーズ500」も展開している。
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