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IIJとサイボウズ総研、協業でクラウドビジネスを推進
インターネットイニシアティブとサイボウズ総研は協業し、クラウドコンピューティング関連の事業を推進していくと発表した。
インターネットイニシアティブ(IIJ)とサイボウズ総合研究所は10月8日。クラウドコンピューティング分野で協業し、同分野に関連する事業を進めると発表した。
この協業により、IIJのクラウド関連サービス「IIJ GIO」のプラットフォーム上に、サイボウズ総研のSaaS(サービスとしてのソフトウェア)型グループウェア「サイボウズ ガルーン SaaS」を展開し、11月から提供していく。これにより、ユーザー企業はハードウェアやソフトウェアといった資産を保有せずに、ネットワーク経由でグループウェアの機能が使えるようになる。
IIJのグループ会社が提供する統合メールセキュリティサービス「iiMail Suite」とサイボウズ総研の「ガルーン SaaS」を連携したサービスの提供も始める。iiMail Suiteを導入している企業は、電子メールとグループウェアを同じアカウントで利用できる。
協業に合わせて、サイボウズ総研は独自で展開しているパートナー支援プログラム「サイボウズ クラウドビジネス パートナー」の第一号に、IIJを認定した。
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