ヤマトグループのヤマト運輸は10月19日、事務や管理などのバックオフィス業務の一部を日本アイ・ビー・エム(日本IBM)に委託し、アウトソーシングによる業務の運用を開始した。
ヤマト運輸は、顧客とのやりとりが生じないバックオフィス業務の効率化を検討。全国69カ所にある事務管理センターで行っている出納管理、未収管理などの業務を、日本IBMに委託した。
日本IBMは、中国・大連にある「IBMグローバル・デリバリー・センター」を活用し、100人規模の担当者でヤマト運輸の業務を代行する。処理や検証、承認などのプロセスを標準化するワークフローシステムも構築する。
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