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AdMob、iPhone向けインタラクティブビデオ広告を発表
Googleが買収を発表したモバイル広告大手のAdMobが、“iPhone初の”インタラクティブなビデオ広告システム「Video Ad Unit for iPhone」を発表した。
米AdMobは11月17日、iPhone向けのビデオ広告システム「Interactive Video Ad Unit for iPhone」を発表した。YouTubeなどに掲載するPC向けビデオ広告のように、ビデオ広告を表示するビデオプレーヤー上に「購入する」「詳細」「スキップする」などのボタンを表示できる。
このビデオ広告は、ユーザーがAdMobの広告ネットワークに参加しているiPhoneのコンテンツやアプリを起動すると自動的にスタートする。例えばiPhoneアプリの広告の場合、そのアプリを気に入ったユーザーが「購入」ボタンをタップすると、AppleのApp Storeの該当製品のページに飛び、すぐにダウンロード購入できる。
モバイルビデオでは回線速度が問題になることがあるが、同社はそうした問題に対処するため、各ビデオ広告を複数のサイズで用意し、デバイスが接続しているネットワークの種類に応じて最適なビデオを配信するという。
AdMobは2006年創業のモバイル広告ネットワーク運営企業で、160カ国以上でモバイルサイト向け広告事業を運営している。9日に、米Googleが同社を総額7億5000万ドルで買収すると発表している。
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