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Adobeもサイバー攻撃の標的に、ネットワークに組織的な攻撃か
Googleに続いてAdobeも、サイバー攻撃に遭っていたことを明らかにした。両社の事件の関連は不明だ。
米Adobe Systemsは1月12日のブログで、同社のネットワークに対して攻撃が仕掛けられていたことが分かったと発表した。米Googleも同日、12月中旬にサイバー攻撃に遭ったことを明らかにしているが、両社の事件に関連があるかどうかは現時点で分かっていない。
Adobeによると、同社が運営するネットワークに対して「高度に組織化された」攻撃が仕掛けられていたことが、1月2日に発覚した。Adobeだけでなく、ほかの企業も標的になったという。
現時点で、顧客や従業員の個人情報など重要な情報が流出した形跡はないとAdobeは説明。他社とも連絡を取ってこの問題について調べるとともに、今回の攻撃で得た情報を利用して、同社インフラのセキュリティ強化を図るとしている。
Googleは同日、12月に「高度に組織化された」サイバー攻撃に遭ったことを明らかにし、ほかにもIT企業や金融企業など20社以上が標的になったと述べていた。
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