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Twitter、ツイートのリアルタイムデータ「Firehose」の提供先を拡大
Twitterが、公開ツイートのリアルタイムデータストリームへのアクセス権を提供するパートナー契約をCollectaなど7社と結んだ。既にMicrosoft、Google、Yahoo!がアクセス権を持っている。
米Twitterは3月1日、公開ツイートのリアルタイムデータへのフルアクセス権を7社に提供したと発表した。「Firehose」と呼ばれる(Twitterはこの俗称を正式名称にしたようだ)このデータは、これまで米Microsoft、米Google、米Yahoo!のみが利用できた。
現在、5万以上のサードパーティー製アプリがStreaming APIを通して制限付きのストリームデータを利用している。Twitterは、パートナー企業に対し、より高度なアプリケーションを開発できるよう、企業規模にかかわらずFirehoseへのフルアクセスを提供するべきだと考えているという。
提携先として発表されたのは、Ellerdale、Collecta、Kosmix、Scoopler、twazzup、CrowdEye、Chainn Searchの7社。個人運営のサービスから新興企業までという各企業の規模に合わせた条件でライセンスを供与するとしている。Twitterは今後もFirehoseのパートナーを拡大していく。
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