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iPadの認知度、発売前からAmazon Kindleと同じ――米comScore調べ
4月に発売のApple iPadは、認知度ではAmazon Kindleと同じ65%で、Sony ReaderやBurnes & Nobleのnookを大きく上回った。
米調査会社comScoreは3月22日、米Appleが4月に発売する予定のタブレット「iPad」を含むタブレットPCおよび電子書籍リーダーに関する消費者動向についての調査結果を発表した。発売前にもかかわらず、iPadが米Amazonの人気電子書籍リーダー「Kindle」と同じ認知度を獲得していることが明らかになった。
この調査は、米国内の2176人のインターネットユーザーを対象に2010年3月12〜16日に実施された。Kindle、iPad、Burnes & Nobleの「nook」、「Sony Reader」、Samsungの「Papyrus」についての調査では、その存在を知っているという回答が最も多かったのはiPadとKindleの65%で、ほかを大きく引き離した。今後の購入を真剣に検討している機種としては、iPadを挙げた人が最も多く15%で、次がKindleの14%だった。
製品名 | 知っている | 検索したことがある | 購入した | 向こう3カ月以内の購入を検討 |
---|---|---|---|---|
Amazon Kindle | 65% | 69% | 6% | 14% |
Apple iPad | 65% | 66% | 1% | 15% |
Burnes & Noble nook | 28% | 63% | 2% | 10% |
Sony Reader | 39% | 65% | 4% | 9% |
Samsung Papyrus | 11% | 58% | 1% | 8% |
米国のインターネットユーザー2176人を対象として2010年3月12〜16日に調査(資料:comScore) |
もしiPadを購入したらどんな目的で利用したいかという質問に対しては、インターネット閲覧が50%で最も高く、以下、電子メール(48%)、音楽再生(38%)、読書(37%)、住所録の整理(37%)、ビデオや映画の再生(36%)、写真の保存と閲覧(35%)、新聞や雑誌の閲覧(34%)となった。電子書籍リーダーとしての使い方は必ずしも主目的ではないことが分かった。
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