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HP、データセンター事業合理化で9000人削減
HPは、10億ドルを投じて旧EDSが属するエンタープライズサービス部門を強化し、9000人を削減する一方、顧客のグローバルなニーズに対応するため販売部門などで6000人を採用する計画だ。
米Hewlett-Packard(HP)は6月1日(現地時間)、エンタープライズサービス部門の再編に約10億ドルを投資すると発表した。これに伴い、向こう数年間で同部門の約9000人を削減する。
エンタープライズサービス部門は、HPが2008年に買収したEDSを統合した企業向けサービス部門。同部門が運営する顧客向けデータセンター、管理プラットフォーム、ネットワーク、ツールを自動化・標準化することで顧客へのサービスを向上させるとともに、2013年末までに年間5億〜7億ドルのコスト削減が見込めるとしている。
この発表に関する電話会見で同社は、販売部門および顧客のグローバルなサービス利用をサポートする「グローバルデリバリーセンター」で最大6000人を採用する計画を発表した。
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