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Dell、高等教育機関向け仮想化サービス「Virtual Lab」を発表
学生は自分のノートPCから「Virtual Lab」にアクセスし、VectorworkやAutoCADなどのソフトウェアを使って作業できるようになる。
米Dellは8月9日(現地時間)、高等教育機関向け仮想ラボサービス「Virtual Lab」を発表した。この秋、米国の複数の大学でサービスを開始する。
Virtual Labは、学生が構内のデスクトップPCや自分のノートPCから大学の高度なコンピューティング環境にアクセスできるようにする仮想化サービス。多くの大学は学生が利用できるコンピューティングインフラを持っているが、24時間利用できるわけではなく、キャパシティーも限られている。Virtural Labでは、DellのハードウェアやCitrixおよびVMwareの仮想化技術を採用し、大学のデータセンターあるいはDellのクラウドサービスに構築されたラボに、いつでもどこからでもアクセスできるという。学生は、VectorworksやAutoDeskのAutoCADといった高度なアプリケーションに自分のPCからアクセスし、利用できる。
Virtual Labのサービスには、ラボのPCのデスクトップを仮想化する「Adaptable Virtual Lab」、学生が所有する個人のPCからのラボへのアクセスを可能にする「Mobile Virtual Lab」、Dellのクラウドでホスティングし、サーバ管理サービスも提供する「Hosted Virtual Lab」の3種類がある。
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