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HP、企業向けテレビ会議システム「Visual Collaboration」を発表
HPがオンプレミスで運営できる高精細テレビ会議システムを発表した。米Vidyoの動画圧縮技術の採用により、低コストでのスムーズなストリーミングが可能だとしている。
米Hewlett-Packard(HP)は11月17日(現地時間)、企業向けのテレビ会議システム「Visual Collaboration」を発売したと発表した。米Vidyoの動画圧縮技術H.264/SVCを採用することで、高精細のビデオ会議を低価格で提供できるとしている。
同システムは、オンプレミスにもクラウドサービスにも対応し、クライアントソフトにはノートPCにもインストールできる「HP Visual Collaboration Desktop」と、タッチスクリーン搭載のハイエンドデスクトップPC「HP TouchSmart 600 Quad」向けの「HP Visual Collaboration Executive Desktop」がある。
また、カンファレンスルームシステムの「HP Visual Collaboration Room 100」および「Room 220」も用意されている。サーバ側は、同社のサーバ「ProLiant DL360」に「HP Visual Collaboration Portal」をプリセットした製品を提供する。
同社は2006年に会議システム「Halo」を立ち上げたが、これはインフラの管理をHPで行うサービスであり、オンプレミスで運営できるシステムの販売はVisual Collaborationが初めてになる。
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