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MicrosoftとHP、ユニファイドコミュニケーションで1億8000万ドルの提携
両社は共同でMicrosoftのサーバ製品とHPの「ProCurve」に関する製品やサービスを開発し、販売していく。
米Hewlett-Packard(HP)と米Microsoftは5月19日、企業向けユニファイドコミュニケーション(UC)ソリューション提供での提携を発表した。今後4年間で1億8000万ドルを投じてソリューションの開発から販売、マーケティングまでを共同で行う。
両社は、Microsoftのサーバ製品「Office SharePoint Server」「Exchange Server」「Office Communications Server」とHPのデータセンター用ネットワークスイッチ「ProCurve」を活用した製品とサービスを共同で開発するほか、HPはタッチパネル式PC「HP dx9000 TouchSmart Business PC」や次世代のIP電話機などで「Microsoft Unified Communications」の認定を受ける。またHPのテレビ会議システム「Halo Telepresence」とMicrosoftのOffice Communications Serverベースの会議システムの相互運用を可能にする。
近年、企業は出張や移動に掛かるコストを削減する傾向にあり、UCおよびコラボレーション技術の需要は急速に高まっていると両社はみている。米Forrester Researchの調査によると、北米と欧州の企業の84%がUCおよびコラボレーション技術の採用を検討しており、この市場は2015年まで35.9%の成長率で拡大すると予測される。
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