ニュース
Android、Nielsenの調査でも米スマートフォン市場で首位に
AndroidがNielsenの米スマートフォンOS市場調査で初めて首位に立った。メーカー別ではBlackBerryとiOSが同率首位で、3位のHTCを大きく引き離している。
米調査会社Nielsenが3月3日(現地時間)に発表した最新の米スマートフォンユーザー調査によると、OS別シェアで米GoogleのAndroidがカナダのResearch In Mortion(RIM)のBlackBerryを抜き、首位に立った。同社の調査でAndroidが1位になったのは初めてだ。
Androidのシェアは29%で、BlackBerryと米AppleのiOSが27%で同率の2位となった。だが、メーカー別でみると、RIMとAppleが同率首位で、シェア19%(過去に販売していたPalm OS搭載機ユーザー1%未満を除く)で3位の台湾のHTCを大きく引き離している。HTCはAndroidとWindows Phone 7搭載端末を製造している。
Nielsenは、各スマートフォンOSユーザーの年齢別シェアを示すグラフも公開した。これを見ると、Androidは他のOSよりも若年ユーザーの割合が多いことが分かる。Android端末は広い価格帯で販売されており、低価格の端末が受け入れられていると見ることができるだろう。
関連キーワード
スマートフォン | Android | Nielsen | 携帯電話市場 | BlackBerry | HTC | Apple | iOS | モバイルOS | Research In Motion | Google | Symbian(シンビアン) | Windows Mobile | Windows Phone 7
関連記事
- 2010年に世界で販売された携帯電話は16億台、スマートフォンは72%成長――Gartner調査
- スマートフォン市場急成長 出荷台数がPC超える
- Android、Symbianを抜いて世界スマートフォン市場でトップに――米Canalys調査
- スマートフォンの新規購入者の4割以上がAndroidを選択――Nielsenの米スマートフォン市場調査
- スマートフォン、若者層で浸透拡大――Nielsenが9カ国で調査
- Androidを狙うマルウェアが相次ぎ出現、スマートフォン狙いの傾向が鮮明に
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.