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Apple、ナスダック100指数のリバランスで大幅引き下げ
IT銘柄が多く含まれる株価指数「NASDAQ-100 Index」の指数構成比率が大幅に変更され、Appleが大きく下げられ、Microsoft、Oracle、Intelなどの比率が上がる。
米NASDAQ OMXは4月5日(現地時間)、時価総額ベースの株価指数「NASDAQ-100 Index(ナスダック100指数)」の構成比率の変更を発表した。この変更により、米Appleの比率が大幅に引き下げられる。新たな指数は5月2日から適用される。
NASDAQ-100 Indexは、NASDAQにのみ上場している非金融銘柄の時価総額に基づいて算出される株価指数。100銘柄には、Appleのほか米Microsoft、米Google、米Oracleなど多くのIT系企業が含まれる。Appleの株価がここ数年で急上昇したため、同社の現在の比率は20.49%となっている。
NASDAQは、同指数を実際の市場比率に近づけるため、特別なリバランスの実施を決断したとしている。この変更の影響を最も大きく被るのはAppleで、比率が8.16ポイント下げられて12.33%になる。比率が大きく上がるのは、Microsoft(4.91ポイント増の8.32%)、Oracle(3.36ポイント増の6.68%)、Intel(2.45ポイント増の4.20%)、Cisco Systems(2.10ポイント増の3.66%)、Google(1.59ポイント増の5.77%)。
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