「Googleのクラウドは安全」――データセンター紹介ビデオを公開
Amazon EC2の大規模なサービス遮断が続く中、クラウドサービス「Google Apps」を提供するGoogleが、自社サービスがいかに安全かを説明する動画を公開した。
米Googleは4月22日(現地時間)、自社のデータセンターがいかに安全かを説明する動画をYouTubeおよびGoogle Apps for Businessのページで公開した。
21日に発生した米Amazon Web Services(AWS)のクラウドサービスのトラブルでHootSuiteやQuoraなど多くのサービスが影響を受けたことで、現在クラウドの安全性への懸念が広まっている。
説明動画は同社の動画にしては長い7分以上のもので、南カリフォルニアにあるデータセンターを舞台に、実際の入館手続きや、24時間体制のセキュリティ、ハードウェアの保守、防災システムなどの様子を紹介している。網膜スキャンによる生体認証やHDDを物理的に破壊するシュレッダーなどの具体的な映像が続き、顧客のデータは高速なネットワークでつながれた複数のデータセンターにレプリケートしてあるために可用性が高いと説明した後、最後に“世界一グリーンな”データセンターだと省エネルギーであることに触れてまとめている。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
Googleによると、Google Apps for Businessの顧客企業および政府機関は3万を超えるという。Virgin America、National Geographic、Genentechなど多様な分野の大手が採用しており、Google自身も利用している。
関連キーワード
Google | データセンター | Amazon EC2 | Google Apps | クラウドコンピューティング | クラウドサービス | 省エネ | バイオメトリクス認証 | 防災 | 可用性 | 保守
関連記事
- Greenpeace、クラウド大手の“クリーンエネルギー度”を採点――Appleが最低に
- AmazonのEC2トラブル、2日目に突入 一部の顧客サービスは復旧
- Google、自社データセンター向け電力を風力発電会社から20年間購入へ
- Google、Google AppsのSLAを強化
- Facebook、自社データセンターの仕様をオープンソース化
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.