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Citrix、OpenStackベースのIaaS「Project Olympus」を発表
CitrixがAWSのEC2のようなクラウドサービス構築のためのIaaSサービスを発表した。オープンソースのOpenStackをベースにしている。
米Citrix Systemsは5月25日(現地時間)、オープンソースのクラウドプラットフォーム「OpenStack」ベースのIaaS(サービスとしてのインフラストラクチャ)「Project Olympus」を発表した。サービスプロバイダーや企業のクラウドサービス構築を支援するフレキシブルなクラウドソリューションという。
OpenStackは、米Rackspace HostingがNASA(米航空宇宙局)の協力を得て2010年7月に発表したオープンソースのクラウドプラットフォーム。Citrixのほか、Dell、Intel、AMD、Cisco Systems、NTTなど約60社がプロジェクトに参加している。
Project Olympusは、Citrix版のOpenStackとクラウド向けに最適化されたXenServerで構成されており、米MicrosoftのHyper-Vと米VMwareのvSphereもサポートする。Citrixは、米AmazonのEC2やRackspaceのIaaSと同じアーキテクチャを採用する同サービスは、パブリッククラウドにも、プライベートクラウドの構築にも適しているとしている。
サービスの提供開始は下半期中を予定しており、同日早期アクセスプログラムへの申し込み受付を開始した。同プログラムでは、DellとRackspaceのサポートを受けられる。
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