セキュリティ企業の英Sophosは、5月1日付のブログで読者から募った職場でのスマートフォン利用に関するアンケートの結果を紹介した。500件以上の回答が寄せられ、少し“意外な”傾向がみられたという。
会社から支給されているスマートフォンの種類を尋ねた質問は、BlackBerryが37%と最多だった。それに次いだのはiPhone(22%)、Android(20%)、Windows Mobile/Phone(9%)。これら以外の携帯電話は12%だった。
回答者が会社から支給してほしいというスマートフォンの種類は、Androidが41%、iPhoneが29%、BlackBerryが13%、Windows Mobileが9%、「不要」が8%。これについてSophosは、「マルウェアリスクの点でAndroidはiPhoneほど安全ではないが、iPhoneよりAndroidを希望する声が多いのは意外だった」としている。
また、個人のスマートフォンで仕事のデータにアクセスできるならセキュリティを強化してもよいかという質問では、39%が「よい」と回答、11%は「既にしている」とした。28%は「月額コストなどを会社が負担するならよい」と答えた。一方、「使い分けるべきで受け入れられない」との回答も22%に上っていた。
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