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富士通、Windows Azureサービスの提供環境をマイクロソフトに移設

富士通のデータセンターで提供していたサービス環境を、マイクロソフトが新設したデータセンターへ移設する。既存サービスは継続される。

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 富士通は2月25日、同社が2011年から提供しているWindows Azureのパブリッククラウドサービスの提供環境を、日本マイクロソフトが新設したデータセンターに移設したことを正式発表した。現行サービスは引き続き提供される。

 富士通は、2011年からマイクロソフトとの協業による「Fujitsu Global Cloud Platform FGCP/A5 Powered by Windows Azure」を同社のデータセンターから提供していた。2013年5月にマイクロソフトが国内にデータセンターを設置する方針を発表したことを受けて、富士通は同年11月にサービスの提供環境をマイクロソフトに移設することや、サービスを「A5 for Windows Azure」にリニューアルするなどの対応を表明していた


「FUJITSU Cloud PaaS A5 for Windows Azure」の提供構成図

 提供環境の移設後も富士通による日本語サポートや各種サービスは継続提供される。また、マイクロソフトのデータセンターから提供することで、同社が世界10カ所のリージョンで提供するのと同日のサービスが受けられるとしている。

 さらに、富士通はマイクロソフトと新たな提携を結び、26日から1時間あたり2円(税別)の新サービス「FUJITSU Cloud PaaS A5 for Windows Azure」を提供。オンプレミスのシステムやプライベートクラウドと連携するハイブリッドクラウド環境をワンストップで構築できるようになるという。


「FUJITSU Cloud PaaS A5 for Windows Azure」構成図

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