「Windows 10の無償アップグレードをもう一度!」 MS本社で情シス“魂の叫び”:俺たちの情シス“出張版スペシャル2”レポート(前編)(3/3 ページ)
6月29日に開催された「俺たちの情シス」出張版スペシャル。今回のテーマは「Windows 10」ということで、開催場所は品川にある日本マイクロソフト。「こんなの話して大丈夫!?」とギリギリのラインを攻めた勇者たちのライトニングトークの内容をご紹介します!
この間「Creators Update」があったばかりなのに……
Tさんが気にしているのは、大型アップデートの頻度でした。マイクロソフトでは年2回の大型アップデートを予定しています。
「この間Creators Updateがあったばかりなのに、もうFall Creators Update? 次々に出し過ぎでは? という思いもありますが、そうも言っていられません。OSの変化に柔軟に対応していく姿勢こそ重要で、そのためにも情報収集が大事。こういうイベントに参加することも必要だと思いました」と、Windows 10の移行に対する意気込みを話しました。
最後にTさんが参加者に呼びかけたのは、「Windows Updateってなんですぐに壊れるの?」という問いかけ。アップデート中に意味不明のエラーが表示されて進まなくなる、指示通りに進めたのに、アップデートされない現象がどうして起こるのかと困っていました。
会場からも、「何が起こるのか予想できないので、アップデートが怖い」という同意の声が挙がりました。中には、「シャットダウンして再起動するのに時間がかかりすぎ、現場からクレームが来る」という意見も。アイティメディアの情シスであるイシノも「HDDモデルのPCはアップデートの際の再起動に30分から1時間かかってしまうことも。そのため、SSDに変えました」とコメントしていました。
イベント初参加だったにもかかわらず、果敢にライトニングトークに挑戦したTさん。その奮闘ぶりは多くの来場者の心をつかんだに違いありません。
続いてのライトニングトークのタイトルは「Windows 10へのアップグレード移行を諦めた52の理由」。「え、それここ(MS本社)で話して大丈夫なの?」と司会もビビらせたライトニングトークの内容は後編でご紹介します。お楽しみに!(後編に続く)
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