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ツイートのFacebookでの自動投稿が8月1日から無効に Facebookの権限廃止で
Twitterの設定でこれまで可能だったツイートのFacebookでの自動投稿機能が8月1日から使えなくなった。Facebookが投稿権限APIを無効にしたため。
米Twitterは8月1日(現地時間)、連携させたFacebookアカウントでニュースフィードにツイートを自動投稿する機能が同日から使えなくなったと公式アカウントでツイートした。Facebook側の最近のアップデートが原因だとしている。
Facebookは4月に、アプリの投稿権限API「publish_actions」を8月1日に無効にすると発表していた。FacebookはこのAPIを利用している開発者に対し、8月1日までにShareダイアログに切り替えるよう推奨していた。Facebookは7月31日、約6万件のアプリが影響を受けるとしていた。
TwitterはShareダイアログに切り替えず、ユーザーにはツイートのURLのニュースフィードへのコピー&ペーストを勧めている。
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