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「3万円台のAndroidスマホ」おすすめ3選 高コスパモデルの見つけ方【2020年最新版】

» 2020年01月27日 13時30分 公開
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 スマートフォンの価格が上昇傾向です。さらに、キャリアで購入する場合、割引に制限があるため、ユーザーの負担が増えています。そのため、最近は買いやすいミドルレンジのAndroidスマホが人気を集めています。

3万円台のAndroidスマホ、高コスパモデルの選び方とは 3万円台のAndroidスマホ、高コスパモデルの選び方とは

 価格は安いに越したことはありませんが、基本的な機能は備えておいてほしいもの。

 そこで今回は、通話やWeb閲覧、SNS、シンプルなゲームをプレイする程度なら十分の性能を有する、税込み3万円前後で購入できるAndroidスマホに注目。選び方のポイントとおすすめの4機種を紹介します。

プロセッサ性能やメモリ容量をチェック

 基本的に、スマホの性能はプロセッサ(CPU)とメモリ(RAM)、内蔵ストレージ(ROM)に左右されます。プロセッサが高性能でRAMの容量が多いものほど反応がよく、ビジュアルを多用したゲームもサクサクと動きます。また、ストレージが大きいものほどたくさんのデータを保存できます。

ミドルレンジでもハイスペック機に迫る性能のモデルがある ミドルレンジでもハイスペック機に迫る性能のモデルがある

 ミドルレンジのスマホには、あまり高性能なプロセッサは搭載されていませんが、Web閲覧やメール、シンプルなゲームをする程度だったら問題なく動くプロセッサが搭載されています。ちなみに多くのスマホが米Qualcomm(クアルコム)の「Snapdragon(スナップドラゴン)」というプロセッサを搭載していますが、ミドルレンジモデルはその型番の数字が600番台から700番台です。基本的に数字が大きいものほど高性能ですので、気になったらスペック表を確認してみるといいでしょう。

 RAMは、例えるならば机の広さ、内蔵ストレージ(ROM)は引き出しの多さです。RAMが大きいと快適に操作でき、内蔵ストレージが大きいとアプリや写真、音楽などをたくさん保存できます。

 RAMは少なくとも3GB以上、できれば4GBあるモデルがおすすめです。内蔵ストレージは少なくとも32GB以上、できれば64GB以上あると安心できます。microSDメモリカードを利用できると、保存容量を増やすことができます。

デュアルも当たり前に? カメラ性能をチェック

 最近では、3万円台のミドルレンジスマホでもメインのアウトカメラはデュアルカメラが当たり前になりました。画素数は1200万画素以上が採用され、超広角や光学2倍ズームで撮影できるものも増えています。

 複数のカメラを搭載していると、背景をぼかしたポートレート撮影も可能です。ミドルレンジスマホのカメラは、ハイスペックスマホのような飛び抜けたカメラ性能ではありませんが、撮影で失敗することはほとんどなく、トレンドの機能も取り入れられています。

ミドルレンジにもデュアルカメラの波が ミドルレンジにもデュアルカメラの波が

 例えば、最近は超広角カメラが話題です。スマホカメラは基本的に広角ですが、それ以上の広角カメラで非常に広い範囲を撮ることができます。大人数での集合写真、大きな建物やホテルなどの室内を撮るときに非常に便利ですのでおすすめです。また、スペックの「F値」にも注目。数値が小さいほど、暗い場所でも明るく撮れます。

 3万円台のスマホのフロントカメラは800万画素以上を備えているモデルがほとんど。こだわっているモデルだとメインカメラ並みの画素数を備えるものもあり、美しいセルフィーが撮れます。

おサイフケータイや防水など便利機能もチェック

 低価格のスマホだと省かれがちなおサイフケータイ(FeliCa)、防水・防塵(じん)機能も、3万円台のスマホになると備えているものが多くなります。

おサイフケータイ 「おサイフケータイ」の利用イメージ

 キャッシュレス決済の広まりやポイント還元でコード決済に注目が集まっていますが、素早く支払えるおサイフケータイの便利さは格別。使い始めるとなくてはならない機能になりますので、おサイフケータイ対応がおすすめです。また、防水・防塵性能を備えていると、どんな環境でも気にせず使えます。

 一方、ワンセグやフルセグのテレビ機能は省かれるモデルが増えてきています。今はテレビ番組のインターネット配信サービスも増えているので、それほど問題にはならないでしょう。

3万円台のAndroidスマホ、おすすめ機種はコレ!

 以上のポイントを踏まえた上で、おすすめの3万円台のAndroidスマホを3機種ご紹介します。

「Xperia 8」 21:9のワイド画面を搭載した人気のXperia

 ソニーモバイルコミュニケーションズの「Xperia(エクスペリア)」シリーズといえば、国産スマホの中でも高機能モデルとして人気。そのエッセンスを取り込んだお手頃モデルが「Xperia 8」です。

「Xperia 8」 「Xperia 8」

 特徴は21:9の長い画面。Webサイトなどで表示範囲が広いのはもちろん、迫力のある動画が見られ、2つの画面を表示しても快適。プロセッサはSnapdragon 630、4GBのメインメモリ、64GBのストレージと十分な性能を備えています。

 メインカメラは1200万画素と800万画素のデュアルカメラで光学2倍ズームを搭載。もちろん、おサイフケータイ、防水・防塵に対応しています。

 Xperia 8はau、UQ mobile、Y!mobileの3社が販売。本体価格は各社で異なりますが、いずれもギリギリ3万円台で手に入ります。

「AQUOS sense3」 大容量バッテリーと省エネIGZO液晶で安心

 シャープ製の「AQUOS sense(アクオス センス)」シリーズは、各キャリアのほか、SIMロックフリーモデルでもコストパフォーマンスの高さが評価され、販売ランキングでも上位に登場する人気ブランドです。

「AQUOS sense3」 「AQUOS sense3」

 最新の「AQUOS sense3」は省電力のIGZO液晶、4000mAhという大容量のバッテリーを搭載しているので、長時間使えるのが魅力。メインのデュアルカメラはともに1200万画素で、121度の広角カメラで広い範囲をダイナミックに撮影できます。

 プロセッサはSnapdragon 630、メインメモリは4GBで普段使いには十分のスペック。ストレージは64GBです。もちろん、防水防塵、おサイフケータイに対応しています。3大キャリアのほか、多くのMVNOでも取り扱われており、SIMロックフリーモデルも販売されています。

「OPPO Reno A」 高いスペックと日本仕様で3万円台を実現

 中OPPO製の「OPPO Reno A(オッポ リノ エー)」は、Snapdragon 710というミドルレンジモデルでは上位のプロセッサを搭載したSIMロックフリースマホです。

「OPPO Reno A」 「OPPO Reno A」

 6GBのメインメモリ、64GBのストレージ(楽天モバイル版は128GB)と、ワンランク高いスペックを誇る人気モデル。処理能力の高さゆえか操作は非常に滑らかで、ちょっとビジュアルに凝ったゲームも難なくこなします。

 メインカメラは約1600万画素と約200万画素の組み合わせで、200万画素の方は被写界深度測定に使われるカメラ。ポートレートモードで背景をぼかした撮影が可能です。フロントカメラが約2500万画素とメインカメラより高画素なのも特徴。OPPO独自の画像処理技術で美しいセルフィーを撮れます。

 海外メーカー製のSIMロックフリーモデルながら、防水・防塵、おサイフケータイという日本仕様にもしっかり対応してくれているのがうれしいところ。なお、指紋センサーはディスプレイ内に収められ、先進的であるとともに、すっきりしたデザインを実現しています。直販価格は3万9380円(税込み)。

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