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» 2020年04月16日 17時02分 公開

新型「iPhone SE」登場 買い替えで気になる5項目をチェック

Appleの新型「iPhone SE」が4月16日に発表されました。新型iPhone SE(第2世代)は4.7型ディスプレイで、「iPhone 6」から「iPhone 8」までの機種とサイズ感やデザインが似ています。新型iPhone SEへの買い替えでポイントとなるであろう5項目をチェックしたいと思います。

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 Appleの新型「iPhone SE」が4月16日に発表されました。SIMロックフリー版はAppleオンラインストアで4月24日に発売し、NTTドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリアは4月27日に販売を開始します。

新型「iPhone SE」 新型「iPhone SE」

 従来の第1世代と呼べる4型ディスプレイのiPhone SEは2016年3月の発売。すでに4年がたっており、ユーザーの多くは買い替えを検討していると思います。

 新型iPhone SE(第2世代)は4.7型ディスプレイで、「iPhone 6」から「iPhone 8」までの機種とサイズ感やデザインが似ています。これらからの買い替えも進むのではないでしょうか。

 新型iPhone SEへの買い替えでポイントとなるであろう5項目をチェックしたいと思います。

新型iPhone SE:気になるサイズ感は? ホームボタンはキープ

 第1世代の旧iPhone SEは「iPhone 5/5s」シリーズがベースで4型ディスプレイの比較的コンパクトなボディが人気でした。カラーは4色で、明るいゴールドとローズゴールドは特に話題になりました。

第1世代「iPhone SE」(2016年) 第1世代「iPhone SE」(2016年)

 新型iPhone SEはiPhone 8がベースと見られ、ディスプレイは4.7型でボディも大きくなっています。当然ながらデザインも、5/5s当時のエッジが効いたものから、丸みを帯びたラウンドフォルムになりました。カラーはブラックとホワイト、PRODUCT REDの3色です。

新型iPhone SEはブラックとホワイト、PRODUCT REDの3色 新型iPhone SEはブラックとホワイト、PRODUCT REDの3色

 今後、旧iPhone SEのサイズ感でさらなる新機種が出る可能性は非常に低いため、ユーザーはスマホの大型化を受け入れるタイミングかもしれません。片手操作がしにくい、重くなるなどのデメリットはありますが、ディスプレイの解像度もアップしていますから、アプリやWebサービスのUIも見やすく、快適になるでしょう。iPhone 6から8までのユーザーにとっては、同じサイズ感の新型iPhoneのため、機種変更の選択肢が広がりました。

新旧iPhone SEとiPhone 8のサイズ(AppleのWebサイトから) 新旧iPhone SEとiPhone 8のサイズ(AppleのWebサイトから)

 新型iPhone SEにはホームボタンが残っており、指紋認証(Touch ID)が利用できる最新機種でもあります。iPhone X以降の機種はホームボタンを廃し、顔認証(Face ID)に移行しました。しかし、マスク着用時にロック画面が解除できないなど不便な点もあります。ホームボタンの分かりやすい操作性や指紋認証を使いたい層にも、新型iPhone SEはマッチするでしょう。

新型iPhone SE:プロセッサ強化でサクサク感アップに期待

 旧機種との最も大きな違いが、搭載プロセッサの能力向上でしょう。新型SEは「iPhone 11」シリーズと同様の「A13 Bionicチップ」を搭載。旧SEが「A9チップ」、iPhone 8が「A11 Bionicチップ」ですので、数世代分の進化が見られます。

処理能力が向上した新型iPhone SEなら3Dゲームも快適に 処理能力が向上した新型iPhone SEなら3Dゲームも快適に

 特に旧SEからの買い替えであれば、ディスプレイの拡大と伴って、操作感がかなり快適になるハズです。iPhone 8からのアップデートでも、最新OSがサクサク動くことが期待できます。

 新型iPhone SEのストレージ(内蔵メモリ)容量は、64GB/128GB/256GBの3種類。旧機種のストレージは出荷時期により違うため一概に比較できませんが、旧SEは32GBと128GB(発表時点は16GBと64GB)、iPhone 8は64GBと128GB(発表時点は64GBと256GB)でした。

 新型SEは大容量の256GBが選べますので、音楽や写真、アプリをたくさん使うなら、できるだけストレージ容量があるモデルがおすすめです。

新型iPhone SE:カメラも最新機種にふさわしいスペックに

 旧iPhone SEと新型iPhone SEはともに1200万画素の広角カメラを備えていますが、新型SEは光学式の手ブレ補正機能、背景をぼかした人物写真が撮れるポートレートモード、より自然なHDR機能が利用できるスマートHDRを搭載しました。iPhone 8と比較しても、ポートレートモードやスマートHDRなどカメラ機能が進化しています。

カメラもアップデートした新型iPhone SE カメラもアップデートした新型iPhone SE

 動画撮影は新旧SEとも4K撮影に対応していますが、新型SEは60fpsモードが追加され、速く動く被写体もきめ細かく描写できるようになりました。動画撮影時も光学式手ブレ補正が利用できます。

 動画撮影の基本スペックもiPhone 8とほぼ一緒ですが、8と比較しても、静止画モードでもすばやく動画を撮影できるQuickTakeビデオ、動画版のHDRでもある拡張ダイナミックレンジ機能、臨場感あるステレオ録音など、使いこなしが楽しみな機能が追加されています。

新型iPhone SE:おサイフと防水、eSIM、Wi-Fi 6などスペックも底上げ

 その他の機能では、旧SEはできなかった「Suica」などApple PayのFeliCa対応(いわゆるおサイフケータイ)や防水仕様、気圧系センサー、ワイヤレス充電に対応しています。これらはベース機のiPhone 8と同様です。細かい点ですが、新SEはスマホのバッテリーが切れてもタッチ決済が可能なタイプに進化しています(予備電力機能付きエクスプレスカード)。

Apple Payの利用イメージ Apple Payの利用イメージ

 通信面では、4G通信がより高速になり、Wi-Fiも新規格の「Wi-Fi 6」をサポートしています。SIMはナノSIMとeSIMのデュアル仕様になりました。大手キャリアやMVNOのSIMカードに加えて、追加のデータ容量をeSIMで契約できます。ただeSIMのサービスを提供している事業者はまだ少ないため、これからの機能と言えるでしょう。

新型iPhone SE:さてお値段は?

 気になる新型iPhone SEの価格は、Apple直販のSIMロックフリーモデル版64GBが税別4万4800円、128GBが税別4万9800円、256GBモデルが税別6万800円です。

新型iPhone SEは税別4万4800円から 新型iPhone SEは税別4万4800円から

 旧機種の価格は時期によって変動がありますが、同じ64GBモデルの場合、旧SEが税別6万4800円、iPhone 8が税別7万8800円でしたので、かなりお買い得といえます。Appleでは旧SEを最大2000円、8を最大1万6000円で下取りするプログラムも実施していますので、さらに安く入手できるでしょう。

 また新型iPhone SEは大手3キャリアからも発売されます。価格は4月16日午後時点で全社出そろっていませんが、ソフトバンクは64GBモデルを総額5万7600円(税込)で販売すると発表しました。購入プログラム「トクするサポート」の適用で、25カ月間は実質2万8800円という設定です。

 キャリア版のiPhoneはSIMフリー版より高めになり、購入プログラム等の利用で実質価格が下がる傾向にあります。そのための直接の比較は難しいですが、これまでのiPhoneと比較してもかなりリーズナブルな新機種といえるでしょう。

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