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» 2020年05月19日 15時41分 公開

「5Gスマホ」の選び方とおすすめ3モデル【2020年春最新版】

次世代の通信サービス「5G(ファイブジー)」が2020年3月末にスタート! いち早く5Gを体験してみたいという方向けに、2020年5月時点で販売されている5G対応スマホを対象に、選ぶ上でのポイントをまとめました。

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 次世代の通信サービス「5G(ファイブジー)」が2020年3月末にスタートしました。5Gの特徴はなんといっても「高速・大容量」「低遅延」という点です。現在普及している4G(LTE)を大幅に上回る速度でモバイル通信が行えます。

 現時点で5Gを提供しているのは、NTTドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリア3社。使えるエリアや対応スマートフォンの数はこれから充実していく段階といえるでしょう。

 それでも、いち早く5Gを体験してみたい! という方向けに、2020年5月時点で販売されている5G対応スマホを対象に、選ぶ上でのポイントをまとめました。

【訂正:5月20日17時】5G対応のSIMロックフリーモデルにつきまして表記を修正・追記いたしました

「5Gスマホ」購入ポイント:現時点の選択肢は大手3キャリアのAndroidのみ

 2020年5月時点でドコモ、au、ソフトバンクが販売している5GスマホはすべてAndroidです。「iPhone」シリーズの5G対応はまだ予測の域を出ず、その登場はまだ先と見られています。

 MVNO(格安SIM)による取り扱いも今のところありません。またメーカー直販のSIMロックフリーモデルとして、ファーウェイ・ジャパンの「HUAWEI Mate 30 Pro 5G」が発売済みです。カメラに特化したフラッグシップモデルですが、Googleの各種アプリがインストールされておらず、Google Play Storeも利用できないため一般的なAndroidアプリがインストールできないスマホです。

 MNPなど通信事業者の乗り換えの手間や、現在使っているアプリやサービスの移行を考えると、現時点で5Gスマホに買い替えやすいのは3キャリアでAndroidスマホを利用しているユーザーといえるでしょう。

「5Gスマホ」購入ポイント:エリアは限定的でもスペックの高さが魅力

 各社の5G対応エリアはまだまだ限定的で、人口密集地の一部で使えるという段階です。5Gサービスの恩恵をフルに受けられるのは、エリアが充実する数年以上先になると予測されています。

 しかし5Gスマホは新サービスに対応する機種だけに、機能や性能が高いハイスペックモデルが多く、5G以外の見どころが多いのも魅力です。

 全国でほぼカバーされた4Gも最新の高速仕様をサポートしたり、カメラや処理能力、内蔵メモリ、Wi-Fiなど、この先長く使える要素を持ち合わせたりしています。先行投資として5G対応スマホを購入する選択肢もあるでしょう。

「5Gスマホ」購入ポイント:端末価格や月額料金など気になるコストは?

 5Gスマホはハイスペックモデルが多いこともあり、支払総額が10万円から13万円台半ば(税込、以下同)という高額な機種がほとんどです。買いやすい価格帯のモデルも一部ありますが、今のところ選択はわずか。ただし、夏ごろの発売を控えている機種がいくつかあるため、そのタイミングまで待つのも手でしょう。

 大手キャリアは高額なスマホ購入の負担感を軽くできるよう、それぞれで購入プログラムを用意しています。分割払いと一定期間後の買い替え(端末の回収込み)が必要ですが、条件を満たせば月々の負担額を低くおさえて最新スマホを購入できます。

 また月々の料金プランは、各社とも5G用の専用料金を契約します。基本的に従来の4G向けプランから月額で500〜1000円ほど高く設定されていますが、サービス開始キャンペーンやエリアの狭さを理由にした無料措置もあり、極端なコストアップにはならないでしょう。

 いずれも高速・大容量という5Gサービスを生かせるよう、使い放題やそれに近い大容量のデータ通信量に対応しているのが特徴。もちろん、Wi-Fiを活用してあまりモバイルデータ通信を使わないユーザーに合わせて、月1GBから設定できるプランもあります。

 またauは動画配信サービス「Netflix」が付いたプランを用意。ソフトバンクも「YouTube」や「Amazon Prime Video」のデータ通信容量をカウントしない仕組みを用意しています。

「5Gスマホ」おすすめモデル3選

3キャリアが取り扱う「AQUOS R5G」

 シャープの「AQUOS R5G」は、ドコモ、au、ソフトバンクの3社がそろって取り扱っている5Gスマホです。支払総額は11万台前半から12万円台後半です。

「AQUOS R5G」のソフトバンク向けモデル 「AQUOS R5G」のソフトバンク向けモデル

 高速通信を生かすためかビジュアル関連のスペックが充実しています。ディスプレイは大画面の約6.5型(1440×3168ピクセル)で明るく高精細なPro IGZO液晶を採用。さらに、8Kの静止画や動画を撮影できる超広角カメラ、広角カメラ、光学2倍ズーム対応の望遠カメラ、背景ボカシ用のToFカメラセンサーを備えています。

 プロセッサーはSnapdragon 865、メインメモリは12GB、内蔵ストレージは256GBと処理能力もハイスペック。最大1TBのmicroSDXCメモリーカードを搭載することもできます。防水・防塵(じん)やおサイフケータイにも対応しています。

大画面だけどスリム、高解像度カメラも特徴の「Galaxy S20 5G」

 サムスン電子の「Galaxy S20 5G」は、NTTドコモとauが販売する5Gスマホです。端末価格の総額は10万〜13万円台です。

「Galaxy S20 5G」のドコモ向けモデル 「Galaxy S20 5G」のドコモ向けモデル

 搭載する6.2型有機ELディスプイは、120Hzのリフレッシュレートで表示が非常に滑らか。ディスプレイの縁を細くするベゼルレスデザインが進化し、大画面でありながら幅69ミリというスリムさも魅力です。カメラは1200万画素の超広角と広角、なんと6400万画素の望遠というトリプル構成です。

 プロセッサーはSnapdragon 865で、メインメモリは12GB、内蔵ストレージは128GB。最大1TBのmicroSDXCメモリーカードを搭載することもできます。防水やおサイフケータイにも対応しています。

ソニーのフラッグシップモデル「Xperia 1 II」

 ドコモとauが取り扱う「Xperia 1 II(マークツー)」は、ソニーモバイルコミュニケーションズ製の5G対応フラッグシップモデル。auは5月22日の発売で、総額は13万3600円。ドコモは5月下旬の販売開始を予定しています。

「Xperia 1 II」 「Xperia 1 II」

 ディスプレイは、アスペクト比が21:9と縦長が特徴の6.5型4K HDR対応有機ELを採用しました。カメラは広角、超広角、望遠のトリプル仕様で、解像度はどれも1200万画素。最大3倍の光学ズームや20コマ/秒の高速連写、人物と動物の瞳にピントを合わせる「瞳AF」機能を備えています。

 プロセッサーはSnapdragon 865 5Gを採用。メインメモリは8GB、内蔵ストレージは128GB。Xperia 1では省かれたワイヤレス充電機能も復活しました。防水やおサイフケータイもサポートしています。

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