世界を変える5G

在宅だから大容量は不要? 3キャリアの5G向け段階制定額プランまとめ携帯料金 A to Z

» 2020年05月03日 12時00分 公開
[井上晃ITmedia]

 5G端末を購入したからといって、新型コロナの影響で外出自粛を強いられる昨今では、屋外で高速通信を利用する機会も限られるだろう。5G対応の通信プランとしても、段階制定額のものが提供されているので、こちらを選べば固定費のコストダウンにつながるかもしれない。今回は、2020年5月時点での大手携帯キャリア3社の料金プランを比較した。

NTTドコモの「5Gギガライト」

 NTTドコモが5G向けの段階制定額プランとして提供する「5Gギガライト」では、1カ月間に利用したデータ量を基準として、〜1GB、〜3GB、〜5GB、〜7GBの4段階で月額料金が変動する。4G向けの「ギガライト」プランとは異なり、定期契約による割引や解約金は設定されていない。

5Gギガライト NTTドコモ「5Gギガライト」の料金体系

 基本料金は3150円(税別、以下同)、4150円、5150円、6150円の4段階。7GBを使い切ると最大通信速度が128kbpsに低速化する。もとの速度に戻したければ、1GB分を購入できる「1GB追加オプション」や、超過後も指定の料金に到達するまで1GBずつ通信量を自動で追加する「スピードモード」などもオプションも利用すればよい。料金は1GBあたり1000円。

5Gギガライト 各種割引適用後のドコモ「5Gギガライト」の料金イメージ

 国内通話に関しては、ドコモを契約する家族間通話が無料。家族以外への通話は30秒あたり20円だ。月額1700円で国内通話が無料になる「かけ放題オプション」や、月額700円で国内通話の5分以内が無料(超過分は20円/30秒)になる「5分通話無料オプション」も選択できる。

 なお、大容量プランの「5Gギガホ」には、半年間1000円が割り引かれる「5Gギガホ割」や通話オプション契約時に最大1年間700円割引となる「5Gギガホ音声割」が用意されているが、5Gギガライトではこれらの割引は対象外となる。

auの「ピタットプラン 5G」

 KDDIが提供する「ピタットプラン 5G」では、〜1GB、〜4GB、〜7GBの3段階で月額料金が変動する。5G向けプランで2年契約を撤廃した他社とは異なり、「2年契約N」の適用有無で月額料金が異なる。

ピタットプラン 5G auの「ピタットプラン 5G」の料金体系

 2年契約Nを適用した場合、基本料金は3980円、5480円、6980円の3段階。申し出がなければ2年単位での自動更新となり、満了月の当月・翌月・翌々月の3カ月間以外で解約すると解除金として1000円が掛かる。2年契約Nを適用しない場合には、解約金は発生しないが、代わりに月額料金が170円高くなる。

 4G向けの段階制定額プランと比較すると、月額料金は1000円分上乗せされた形だが、8月31日までに受け付けをすれば「5Gスタートキャンペーン」が適用され、25カ月間は1000円が割り引かれて相殺される。

 適用期間中に対象プラン(データMAX 5G、データMAX 5G Netflixパック、ピタットプラン 5G)以外への変更などをした場合、割引は終了される。一方、対象プランへの移行なら割引は継続されるので、まずは段階制定額プランを契約しておき、その後大容量プランへ乗り換えるのも選択肢として検討していいだろう。

ピタットプラン5G 各種割引適用後のau「ピタットプラン5G」の料金イメージ

 上限の7GBを超過すると、通信速度が最大128kbpsに制限される。制限を解除するには、0.5GB単位で通信量を追加購入できる「データチャージ」オプションを利用すればよい。こちらの料金は0.5GBで550円、1GBで1000円など。自動チャージの設定も可能だ。

 国内通話料は、auで契約する家族間の通話は無料。家族以外との通話は20円/30秒となる。通話を頻繁に利用する人向けのオプションとしては、月額1700円で国内通話かけ放題になる「通話定額」と、月額700円で5分以内の国内通話が無料(超過時20円/30秒)の「通話定額ライト」の2種類を提供。なお、これらのオプションは2020年6月1日で新規受付を終了する

ソフトバンクの「ミニフィットプラン」

 ソフトバンクが2020年3月21日から提供している「ミニフィットプラン」は、月額980円の「基本プラン(音声)」と段階制定額プランの「データプランミニフィット」を合わせた総称だ。この「データプランミニフィット」は、〜1GB、〜2GB、〜5GBの3段階で月額料金が変動。基本料金は3000円、5000円、6500円の3段階。なお、「半年おトク割」の適用により6カ月間は1000円が割り引かれる。定期契約での割引やそれに伴う解約金は存在しない。

ミニフィットプラン ソフトバンク「ミニフィットプラン」の料金体系

 同料金体系は4Gの通信プランも兼ねており、5Gでの通信サービスを利用するには、さらに月額1000円の「5G基本料」に加入する必要がある。なお、8月31日までに加入した場合には、「5G無料キャンペーン」が適用され、5G基本料が2年間無料となる。

ミニフィットプラン 各種割引適用時のソフトバンク「ミニフィットプラン」の料金イメージ

 国内通話料は20円/30秒の従量制。通話頻度が多い人に向けて、月額1800円で国内通話し放題になる「定額オプション+」と、月額800円で1回5分までの国内通話が無料(超過分は20円/30秒)になる「準定額オプション+」も提供中だ。どちらも「留守番電話プラス」「割込通話」など、複数の通話関連有料オプションサービスが含まれる。

ミニフィットプラン 5G向け段階制定額プランの料金体系を比較

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月27日 更新
  1. 「海外からの迷惑電話が解消した」との声も NTTタウンページの「詐欺対策」アプリ、累計100万ダウンロード突破 (2026年06月25日)
  2. 年会費9万9000円の価値はある? 最上位クレカ「Olive Infinite」と「Visa Infinite」の違いと持つべき人 (2026年06月25日)
  3. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  4. スマホの短期解約、最長1年の「継続利用」容認で抑制へ 「お試し割」は統合 総務省が取りまとめ (2026年06月25日)
  5. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」どちらが買いか? 2機種を使い込んで分かった“スペック表にない違い” (2026年04月29日)
  6. 「実質24円」は今後も続く? スマホ残価設定は「現状維持」、残価率の一律化は「適当ではない」と総務省が評価 (2026年06月25日)
  7. iPhoneそっくりなだけじゃない、コラボモデルもある「HONOR 600 Pro」 (2026年06月26日)
  8. 「日本は6G周波数の議論すら始まっていない」 クアルコムが抱く危機感と、AI時代の次世代通信 (2026年06月26日)
  9. ソニー「aibo」の国内販売終了 なぜ、人に愛される存在になったのか (2026年06月25日)
  10. iPadやMac値上げでiPhoneはどうなる? Apple直販は価格維持も、キャリアや量販店で値上げの動きが続く (2026年06月26日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー