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「MacBook」シリーズの選び方 おすすめモデル3選【2020年最新版】

» 2020年07月09日 18時30分 公開
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 新型「MacBook Pro」が販売されたこともあり、Apple製のノートパソコン「MacBook」シリーズに注目が集まっています。

「MacBook Air」 「MacBook Air」

 MacBookシリーズには、13型モデルと16型モデルが用意されている「MacBook Pro」と、13型でより軽量な「MacBook Air」という3つの選択肢があります。今回は用途に合わせた選び方やおすすめのモデルをご紹介します。

MacBookシリーズの選び方:本体サイズ・重量をチェック

 「MacBook Pro」の現行モデルは大きく分けて13型と16型の2モデルがあります。13型モデルは本体サイズが約304.1×212.4×15.6mmで、16型モデルは約357.9×245.9×16.2mmです。

持ち運びを考えるなら13型の「MacBook Pro」や「MacBook Air」がベター。「MacBook Pro」の16型モデルも重量は2kgと持ち運べないほどではありません 持ち運びを考えるなら13型の「MacBook Pro」や「MacBook Air」がベター。「MacBook Pro」の16型モデルも重量は2kgと持ち運べないほどではありません

 13型より16型モデルのほうが幅50mm、奥行33mmほど大きく、可搬性を重視したい場合はモバイルノートとして定番の13型モデルが有力。重量についても、13型は約1.4kgで、16型モデル(約2kg)より600gほど軽いのがポイントです。

 一方、さらに軽量なのが「MacBook Air」の現行モデル。13型ディスプレイを採用しているため、サイズは304.1×212.4×16.1mmと「MacBook Pro」の13型モデルとほぼ変わりませんが、重量は1.29kgと、持ち運びにはもっとも適していると言えます。

 性能的には「MacBook Pro」の方が上ですが、それほど負荷の高い作業をこなさないのであれば、「MacBook Air」で十分というユーザーも多いでしょう。

MacBookシリーズの選び方:Retinaディスプレイの性能をチェック

 「MacBook Pro」と「MacBook Air」はどちらもApple製品ではおなじみの「Retinaディスプレイ」を搭載しています。といっても、実際はスペックに大きな違いがあります。

全モデルともMacおなじみの「Retinaディスプレイ」を搭載しますが、「MacBook Pro」と「MacBook Air」では輝度や色域に違いがあります 全モデルともMacおなじみの「Retinaディスプレイ」を搭載しますが、「MacBook Pro」と「MacBook Air」では輝度や色域に違いがあります

 「MacBook Air」の13型ディスプレイは、最大解像度2560×1600ピクセルで輝度400nitのIPSパネルを採用。一般的なノートパソコンと比べれば画面は非常に美しく見えます。

 さらに凄いのは「MacBook Pro」のディスプレイです。13型の最大解像度は2560×1600ピクセル、16型は最大3072×1920ピクセル。ともに輝度500nit、高色域のパネルを採用しており、より明るく、色表現も豊かになっています。特に写真編集やデザイン用途など、クリエイティブな業務や趣味での利用を考えているなら、「MacBook Pro」のRetinaディスプレイは大きなメリットになるでしょう。

MacBookシリーズの選び方:基本スペックをチェック

 「MacBook Pro」および「MacBook Air」は、それぞれスペックの異なる複数モデルを展開しています。さらにオプションによるカスタマイズも可能です。

 カスタマイズを除いた標準構成は、「MacBook Pro」13型が計4モデル、「MacBook Pro」16型と「MacBook Air」がそれぞれ計2モデルあります。総合的には「MacBook Pro」13型がもっとも柔軟にスペックを選択できると言えます。

それぞれのモデルはCPUやメモリなどいくつかの構成があります。「MacBook Pro」13型モデルのみ、他の製品より構成の幅が広いです それぞれのモデルはCPUやメモリなどいくつかの構成があります。「MacBook Pro」13型モデルのみ、他の製品より構成の幅が広いです

 「MacBook Pro」13型モデルのCPUは、第8世代のIntel(インテル) Core i5プロセッサ(1.4GHz)、もしくは第10世代のIntel Core i5(2.0GHz)。前者はデュアルコア、後者はクアッドコア構成ということで、動作クロックにも差があるため、長く使うことを考えるのであれば第10世代Coreプロセッサ搭載モデルを購入すべきでしょう。

 第10世代Core搭載モデルはメモリ容量が16GB、ストレージ容量が512GB〜1TBとなり、保存容量にも余裕が生まれます。グラフィックスはIntelのCPU内蔵グラフィックス機能である「Iris Plus Graphics」です。

 「MacBook Air」は第10世代のCore i3(1.1GHz)またはCore i5(1.1GHz)を搭載。どちらのモデルもメモリは標準で8GBとなり、ストレージ容量はCore i3モデルが256GB、Core i5モデルが512GBに。インターネットの閲覧や簡単なオフィスワークであれば問題ないスペックと言えます。グラフィックスは、こちらもIntelの「Iris Plus Graphics」です。

 スペック的にはもっとも充実している「MacBook Pro」16型モデルについては、CPUが6コアのIntel Core i7プロセッサ(2.6GHz)、あるいは8コアのIntel Core i9プロセッサ(2.3GHz)となり、他モデルとは別次元の性能を発揮します。

 メモリ容量とストレージ容量こそ13型モデルと大きく変わりませんが、グラフィックス専用チップの「AMD Radeon Pro 5000」シリーズを搭載するのも大きな特徴です。デスクトップパソコン並みのパフォーマンスが発揮できるため、少しでも高い性能が欲しいのであれば、ほぼ16型モデル1択と言えるでしょう。

MacBookシリーズの選び方:おすすめ構成3選

迷ったらバランスの良い「MacBook Pro」13型の第10世代Core i5モデルを

 MacBook選びで迷ったら、持ち運びやすさと性能の両立した「MacBook Pro」13型がおすすめ。中でも第10世代Core i5プロセッサ、ストレージ512GB、メモリ16GBというモデルのバランスが良いでしょう。

「MacBook Pro」13型モデル 「MacBook Pro」13型モデル

 実売価格は税込みで20万円を超えてしまいますが、“Pro”のクリエイティブな仕様を生かすのであれば、メモリ容量は16GBの余裕が欲しいところです。また、下位モデルではThunderbolt 3(USB Type-C)ポートが2つしかありませんが、この構成では4ポートとなるのも嬉しいポイントです。

 本体カラーはスペースグレイ、シルバーの2色があります。

クリエイティブな用途でとにかく高性能モデルを選ぶなら「MacBook Pro」16型

 どちらかといえば据え置き用で使い、クリエイティブ用途で高性能モデルが必要なら、「MacBook Pro」16型モデルの出番です。

「MacBook Pro」16型モデル 「MacBook Pro」16型モデル

 おすすめの構成は、やはり最上位のCore i9プロセッサ、メモリ容量16GB、ストレージ容量1TB、AMD Radeon Pro 5500M搭載モデルでしょう。

 デスクトップパソコン顔負けのスペックを誇るこのモデルなら、場所を選ばずに高いクオリティーのクリエイティブ作業がしたいユーザーにうってつけです。約2kgの重量も持ち運べないというほどではないので、常日頃から持ち運ぶノートパソコンに選ぶのも選択肢のひとつ。

 価格は税込31万7680円と、他モデルに比べればかなり高価ではありますが、そのぶん替えの利かない存在であるのは間違いありません。また、オプションによるカスタマイズを活用すれば、さらに高性能なCPUやグラフィックスも搭載可能です。本体カラーはスペースグレイ、シルバーの2色展開です。

モバイル用途なら軽く、薄く、そして高コスパの「MacBook Air」

 少しでも軽く、薄いモバイルノートなら「MacBook Air」が有力な選択肢です。

「MacBook Air」 「MacBook Air」

 こちらのモデル選択も悩ましいところですが、上位構成を選ぶと価格が「MacBook Pro」13型の下位モデルと同価格(税込14万8280円)になり、さらに悩ましいことに。そこで、もっとも安価なCore i3、8GBメモリ、256GB SSDのモデルがお買い得と言えるかもしれません。

 それでもWebブラウジングやネット動画を見るなど、普段使いでは不自由するレベルではありません。Retinaディスプレイによる質の高い画面表示を堪能でき、実売価格は税込11万5280と15万円以下で購入できるのも魅力です。

 そして本体カラーはスペースグレイ、ゴールド、シルバーの3色から選択できるのも、他のMacBookと違う点です。

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