秋から冬にかけて大事になってくるのが、防寒対策や肌の乾燥対策です。そこで活躍するのが、秋用のマスク。乾燥による肌トラブルを避けながら、口元の暖かさをキープするのに、秋用のマスクは便利なアイテムです。
今回は秋用のマスクの選び方とおすすめの製品を紹介します。季節に合わせたマスクを着けて、これからの季節も快適に感染対策しましょう。
防寒対策として、まずは温感機能をチェックしましょう。温感機能を備えていれば、秋や冬の冷たい外気から口元を守ることができます。
また、マスクの生地も温感を左右する大事な要素です。夏用のマスクの場合は、薄い生地を使っているケースが多いですが、秋用のマスクには比較的厚めの生地が使われています。ふっくらとした厚みのある生地のほうが暖かさを感じやすいため、防寒対策として使う場合は生地の厚みも確認しておきましょう。
乾燥肌や肌荒れなどの肌トラブルを避けるには、マスクの保湿性に注目しましょう。通気性を確保しつつも、適度に湿度を保ってくれるマスクがおすすめです。
中には、調湿性を備えたマスクもあります。調湿性は、マスク内の湿度を調整してくれる機能のこと。調湿性を備えていれば、湿度が高いときは湿気を逃がし、湿度が低いときは吸湿してくれます。
感染対策を目的とする場合に重要なのがフィルター性能です。
ウイルスなどの粒子をブロックするために、3層構造のフィルターを設けている製品があります。外面、フィルター、内面の3段階で飛沫拡散を防止してくれます。あるいは、医療用マスクと同等レベルのナノフィルターを採用している製品もあります。細かい繊維により、飛沫が外に飛び出ることを高い確率で防止します。
抗菌性を備えていれば、さらに安心です。マスクを洗濯した後でも、抗菌性は保てるのか、何回洗濯したら抗菌性が落ちるのか、あらかじめ確認しておきましょう。
乾燥が厳しくなるこれからの季節、静電気に悩まされる機会も増えてくるでしょう。マスクを着けたとき、顔に静電気が来たら嫌ですよね。
そこで、おすすめなのが静電気防止の機能を持ったマスクです。素材の持つ特性によって静電気を抑える製品や、制電糸を編み込むことで静電気を抑制する製品があります。乾燥が気になる季節の快適さをアップさせるために、こうした静電気防止の機能にも注目してみましょう。
CollaBornの「ナノ抗菌バンブーマスク」は、調湿性や温感機能を備えたマスクです。肌に触れる部分に天然竹繊維のバンブーリネンを使用している点が特徴的。このバンブーリネンが持つ機能の一つに調湿性があります。これによりマスク内の湿度を常にコントロールし、肌の乾燥を抑えることができます。
他にも抗菌性や脱臭効果、温感、蒸れにくいなどの天然竹繊維によるさまざまな効果が期待できます。医療用レベルのナノフィルターを採用しているため、感染対策の面でもしっかり機能します。防寒対策、乾燥対策、感染対策の3つの要素が期待できる優れもの。販売価格は1628円(税込、以下同)です。
オーストリッチインターナショナルの「ヒートマスク ハリスツイード 3層タイプ」は、温感機能に優れたマスクです。口元の寒さが気になる人におすすめです。
マスク内には抗菌生地が使われています。抗菌作用は50回以上洗っても落ちないため、繰り返し衛生的に使用できます。ニオイ菌を低減させられるので、マスクを快適に使用できます。
ウイルスや細菌の侵入を抑制する3層構造を採用したマスクです。通気性が確保されており、息苦しさも回避できます。販売価格は1980円です。
パイン・クリエイトの「あったかマスクMASSPOCCA」は、温感生地を採用した秋冬用のマスクです。マスク内の生地に吸湿温感素材を使用しており、じんわりと暖かくなるところが特徴の一つ。寒さや乾燥を避けるなら、ピッタリの製品です。柔軟性のある素材なので、しっかりフェイスラインにフィットし外気の侵入を防いでくれます。
秋冬のファッションに合うカラーバリエーションを用意しており、ミルキーアイボリー、ウォームグレー、スノーホワイト、ナチュラルベージュ、モスグリーン、ダークグレーから選ぶことができます。口元をマスクで守りながら、ファッションを楽しみたいとき、活躍してくれる製品です。販売価格は550円です。
ヒュンメルの「ヒュンメル保温マスク」は、保温性の高いマスクです。ヒュンメルの「あったかインナー」と同じ生地を使っており、その高い保温性が魅力の一つ。伸縮性の高さと、ふっくらとした2枚仕立ての生地の質感が加わり、包まれるような暖かさを実感できるでしょう。
生地に制電糸を使っているため、静電気の発生を抑制してくれます。秋や冬の乾燥した日でも不快な静電気を避けながら、快適にマスクが使用できます。販売価格は990円です。
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